*RegularExpressionについて


 Netscape4.0から、一定パターンの文字、キャラクターを設定し、それを使って検索や置き換えが出来るようになりました。
パターンの設定は設定する文字やキャラクターを"/"で括ることによって行います。
パターンの認識方は、例えば"/abc/"と設定した場合、完全に同じ「abc」という文字列でなければパターンが合っていると認識されません、また"/ab*c/"と設定した場合では、「abc」だけでなく"b"の後に複数の"b"が合った場合、"abbbc"のような場合もパターンが合っていると認識されます。
パターンの設定方法はこの他にも多くの設定方があります。

RegularExpression関連では、Stringオブジェクトにメソッドが追加されるとともに、パターンの設定を取り扱うRegularExpressionオブジェクトが追加されました。

☆Stringオブジェクトの追加

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-メソッド-------------------------------------------
match()  //指定したパターンと同じパターンをを見つける
replace() //指定したパターンを置き換える
split()  //指定したパターンの部分で文字列を分ける
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☆RegularExpressionオブジェクト

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-プロパティ------------------------------------------
$1~$9 //パターンが合ったものの一部を蓄える(9個まで)
-メソッド--------------------------------------------
compile() //ループ文内で使うパターンを作成する
exec() //指定したパターンと同じパターンをを見つける
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基本的なRegularExpressionの用法は、以下の通りです。

次のサンプルではStringオブジェクトの"match(パターンの設定)"メソッドを使って、一定のパターンの文字と合った文字を検索しています。
サンプル1

次のサンプルではStringオブジェクトの"replace(パターンの設定,"入れ替える文字列")"を使って、指定した文字列を別の文字列に入れ替えています。
サンプル2

次のサンプルではStringオブジェクトの"split(パターンの設定)"を使って、パターンが合った部分で文字列を分割しています。
サンプル3

次のサンプルでは"new RegExp("パターンの設定")"を使って、RegularExpressionオブジェクトを作成し、"exec(検索する文字列)"メソッドを使って、一定のパターンの文字と合った文字を検索しています。
Stringオブジェクトのmatch()メソッドと似ていますが、この場合はドキュメントがアップデートされます。
サンプル4


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