特定非営利活動法人日本ツキノワグマ研究所では、適切な人と野生動物の共存を目指し、
西中国山地に生息するツキノワグマの理解を深める一助としてステッカーを製作しました。
　最近ツキノワグマをめぐり痛ましい事件がたびたび報道され、ツキノワグマの調査、研
究に携わるものとして問題意識を刺激されない日々はありません。また、一方的に人の立
場でツキノワグマの危険性だけが強調されることに疑問も感じつつ、自然の中で人の立場
がどうあるべきかをテーマにデザインしました。

　平成12年度版のデザインはツキノワグマの前肢の拓本と写真をもとにしました。そのた
め、野外でフットプリントとして見られる痕跡とは若干形態が異なっております。

　このところおどろおどろしいいかにも狂暴そうなクマをかたどったステッカーを見かけ
ますが、野生動物にとって人の振る舞いのほうがはるかに脅威ではないでしょうか。反省
しましょう。これが平成13年度版のテーマです。

   
平成12年度版                      平成13年度版

　平成12年度版ならびに平成13年度版それぞれ1枚250円でお分けしております。
ご希望の方は

までご連絡願います。


フレーム対応でないブラウザの場合こちらをクリック
メニュー画面に戻ります