西中国山地のツキノワグマ生息環境
その他の写真
14-01 学術捕獲個体。蛇足。
14-02 ラジオテレメトリー追跡個体。直接観察の一例。
14-03 ラジオテレメトリー追跡個体。直接観察の一例。
14-04 堅果類落下数調査(ミズナラ)。
14-05 クリ豊作昨年の落果状況。
14-06 ミズキ豊作昨年の着果状況。
14-07 事故?コグマの首挟み1。
14-08 事故?コグマの首挟み2。
14-09 事故?コグマの首挟み3。無事放獣。
14-10 課題事項のひとつ。
14-11 砂防堤建築現場周囲に植えられたクリ苗木。
14-12 砂防堤建築現場周囲に植えられたクリ苗木。
       業者などによる環境回復努力の一例。活着は悪く工夫が必要だが環境へ配慮した例。
14-13 慰霊碑(山口県錦町羅漢山山麓にて)。
14-14 慰霊碑(山口県錦町羅漢山山麓にて)。
14-15 くくり罠による傷害(指無し個体)。有害駆除により捕獲、殺処分。
       これは過去に2回有害駆除で捕獲経験があった個体でした。最初はくくり罠の錯誤捕獲
       で発信機を装着、2度目は電池切れ発信機をはずして再放獣そして3回目に殺処分とな
       った経緯がありました。最初に足くくり罠にかかっため前足の指が欠損していました。
14-16 胴くくり罠による傷害個体。有害駆除により再捕獲、殺処分。
       この個体の耳には耳標があったので、一度錯誤捕獲のため学習化放獣された個体でした。
       再捕獲は殺処分という原則が適応されました。くくり罠の痕跡がはっきり残っていたも
       のです。
       14-15、14-16いずれも正確な捕獲履歴、記録が町村レベルで蓄積されていたからです。
       これらが、地域個体群の保護管理に重要であることは言うまでもありません。
14-17 獣道の一例。群馬県水上村。
14-18 カモシカの死体。福島県檜枝岐村。
       死亡原因は不明ですが、死体の食痕などはクマに原因するものではありませんでした。
       カモシカのような特別天然記念物の死体など見つけた場合は、該当各市町村の文化財担
       当(教育委員会)に報告してください。滅失届の手続きが必要となります。
14-19 参考。イノシシ有害駆除罠設置例。
14-20 外部寄生虫。
       チマダニ属の一種。ツキノワグマからはフトゲチマダニ、キチマダニ、ヤマトチマダニな
       どが検出されています。
14-21 ツキノワグマの腎臓1。
14-22 ツキノワグマの腎臓2。
       ツキノワグマの腎臓はいわゆるソラマメ状ではなく、ブドウの房のように細かくわかれて
       います。周囲に脂肪があり腎臓と脂肪の重さの比はライニー指数という栄養状態の指標に
       なります。有害駆除などで捕殺された個体からも得られ、個体群の栄養摂取量などの状態
       を推察する一助となります。
14-23 イノシシ捕獲用大型囲い罠。
14-23b イノシシ捕獲用箱罠。
       大型囲い罠のほうははじめから天井がないので出入り自由。これがツキノワグマのヌカや
       家畜飼料、コメなどへの馴化を促した可能性が危惧されます。また、閉鎖的なイノシシ用
       小型箱罠もヌカなどを餌に使いますが、ツキノワグマはこの発酵臭にも強く誘引され、イ
       ノシシとツキノワグマの混在するところでは”錯誤捕獲”頻発します。イノシシ問題が激
       化し箱罠普及率が高まったと仮定されるなら、この罠にかかるクマの絶対数は増えて当然。
       また、イノシシ罠は構造が弱いものもあるので、クマがかかれば破壊、人身事故の危険性
       も増加する可能性を考慮すべきです。
14-24 災害。ツキノワグマ生息状況調査地周辺は土砂災害などの
       常在地域。注意が必要です。
14-25 錯誤捕獲。テン(秋に多い)。
14-25b 錯誤捕獲。アナグマ。
14-26 トラップに残された体毛。
       罠の周囲を徘徊していた時に残された痕跡といえるが、捕獲されなかった。わかりにくい
       が、ドラム缶の接合に使った針金に残されていた。
14-27 転倒した罠いろいろ。
14-27a 転倒した罠いろいろ。
14-27b 転倒した罠いろいろ。
       ツキノワグマによるものと考えられている。罠周囲を徘徊し、罠にかからずに蓋だけ落と
       してしまった場合など、中の餌に到達できない状況になった場合にこのような行動をする
       と考えられています。
14-28 イノシシ防護柵1。
       鉄筋製。上部が外側に僅かに傾斜しているところがミソ。この構造を”忍び返し”という
              そうです。イノシシの目線からは相当な壁に見えそうです。
      (近畿中国四国農業研究センター、島根県益田農林振興振興センター)。
14-29 イノシシ防護柵2。
14-30 クマ注意看板。 広島森林管理署
       びっくりしましたあー。
14-31 学術捕獲用罠には・・・ 時々マダラカマドウマが住み着いている。わかりにくいですね。
14-32 クマスプレーにピストルグリップをつけてみました。
14-33 妨害とはいいませんが・・・
       自然現象というには無理があります。調査の意義の広報不足もさることながら、どうかご
       理解をいただきたいところです。
14-34a 大台ケ原のクマ注意の看板  拡大
       クマのデザインが素敵過ぎます・・・・
14-35 記念撮影 2009年8月広島
14-35b 記念撮影 2009年9月広島
14-36 わな修理 2009年6月広島
14-37 チマダニ類にかまれるの図 2010年6月岩手県岩泉
14-38 法面上の親子グマ 2010年7月岩手県宮古市川井かなり遠かったですが。
14-39 カモシカ 2011年7月岩手県岩泉町浦志内
14-40 角擦り?カモシカ?シカ? 2011年8月岩手県岩泉
14-41 角擦り?カモシカ? 2009年11月岩手県岩泉
14-42 角擦り?カモシカ? 2009年11月岩手県岩泉
14-43a 初雪上の休み場所?カモシカ? 2009年11月岩手県岩泉
14-43b 初雪上の休み場所?カモシカ? 2009年11月岩手県岩泉
14-44 カモシカ カメラと双眼鏡コリメート接続で撮影(手持) 2009年1月安曇野
14-45 カモシカの雪上足跡 2009年1月安曇野
14-46 イノシシの雪上足跡 2009年1月安曇野
14-47 ニホンザル(オス) この距離感は危険 2008年6月安曇野
14-48 ツキノワグマ カメラと双眼鏡コリメート接続で撮影(手持)電波標識個体 2008年10月安曇野

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