―バフェットに学ぶ割安株投資術―

朝日カルチャーセンター  2006624()

富士株式投資研究所 代表取締役 片山一歩

 

ビル・ゲイツについで世界第2位の資産家といわれるウォーレン・バフェット、主に株式投資のみによって一代で大富豪になった彼の投資スタイルや技術について学びます。

徹底的な企業研究により優良銘柄を発掘し、割安な水準になるまで待ち、取得後は長期保有により利益を狙うバフェットの考えは、堅実な投資を目指す皆さんにきっと参考になることでしょう。

※個別の銘柄を選定したり、特定銘柄を推奨する講座ではありません。

資料アドレス http://www.bekkoame.ne.jp/~fujiiss/buffet000.htm

 

1.     はじめに
(1)
自己紹介
わたくし富士株式投資研究所の片山一歩(かたやまかずほ)といいます。”いっぽ“と書きまして”かずほ”といいます。
父が一歩ずつ行くようにこの名前を付けたようです。
富士株式投資研究所
は、投資顧問会社で、私の父が30年ほど前に、設立した会社で、現在私が代表取締役を引き受けております。
父は証券会社に勤務していた頃、証券会社の営業に疑問を抱きまして、売買手数料とは関係ない顧問料(アドバイス料)をいただく会社を始めました。
私、朝日カルチャーで“インターネットで株式投資をするための講座”を(この10月で)6年ほどやっています。
この講座でもバフェットの話をすることがありましたが、当社のホームページにバフェットのことを話した内容を掲載していたことからか、先ほどご紹介いただきました朝日カルチャーの井上部長から、バフェットの話をしてくれないかと、お話をいただきました。
今日の講座の原稿は、インターネットに公開しております。レジメの紹介文の後に資料アドレスがありますので、メモし切れなかった方はそれをご覧いただければと思います。

(2)
講座の目的と趣旨
バフェットのことについて、もっと詳しい人は、私よりたくさんいます。
彼に関する本はたくさん出ていますし、これを買って読んでいただければ、私の話を聞くより、もっと詳しく知ることが出来ると思います。
出版されているこれらの本は、バフェット自身が書いたという本ではありません。
彼が書いたという本は今のところありません。
彼は
年次報告書を毎年、書いています。これが彼の投資に対する考え方を知るための本といえます。
今日は、バフェットの略歴などを簡単にお話した上で、
“バフェット語録”を紹介しながら、そのユニークさや素晴らしさを私なりに解説しまして、皆様にバフェットに対する興味を持っていただいき、今後、ご自身で研究していく出発点としてほしいと思います。

(3)
株式投資とは
“インターネットの株式投資”講座をしておりますと、たまに、「わたし、デイ・トレーダーになりたいんですけど・・・」という方がいらっしゃいます。
新聞やテレビ、雑誌で、「30万円を30億円にした」とか、夢のようなことを大げさに出ているからこういうことになるんだろうと思います。
私は、事実かどうかも疑わしいし、今後も継続して、勝ち続けるかどうかも疑わしいと、思っています。
しかし、バフェットの場合は、いい加減なものではありません。バフェットとともに歩んできた投資家に、莫大な富をもたらしました。
いずれ、
「わたし、バフェットになりたいんですけど・・・」という人も増えてくるんではないかと思います。
そこで出てくるのが、
「そもそも株式投資は、富をもたらすのか」という疑問です。
株式投資は、将棋や囲碁のように、
資金を右から左へ動かすだけで、収入もしくは報酬を得ることが出来ます。
利益が出たときには、こんなに簡単にお金が手に入っていいのだろうかと、疑問に思うほどです。
このことから、株式投資による所得は、汗を出さない所得、すなわち
不労所得だという言葉が、時折、聞かれます。
最近では、デイ・トレーダーといって、その日のうちに売買を繰り返し、利益を上げる個人投資家のことをですが、この場合は不労所得に近いと思われますが、デイ・トレーダーというかディーラー(個人ではなく証券会社などのプロのトレーダー)は、株式売買に関する流通を円滑にするという役割を果たしております。だから、
不労所得というのは、マト外れだと思っています。
いわゆる「村上ファンド」について、その善し悪しや、功罪を分析する話をよく聞きますが、まさに、
バフェットが出てくる前兆だと思います。私は、今後もこのようなことは起こるであろうし、資本主義社会である以上、起こるべきだとも思っています。
いずれにしても、株式投資による所得は、不労所得ではありません。
解説が長くなるので省略しますが、日本など世界の多くは、資本主義国です。企業の元となる資本は、国家ではなく、民間が担うことを基本としております資本を出した者に対して、リスクに見合う、その報酬を与えることは当然であり、そうでなければ、誰一人、資本を提供しようとするものはなくなります。
したがって、
資本の提供者は、労働者がもらう賃金のように、当然に、対価を得ることが出来るはずです。
是非とも皆さんも「バフェット」を目指してください。
しかし、株式投資は、その考え方が少し違うだけで、大金持ちになったり、大損して破綻してしまうこともあります。
今日お話しするバフェットの話は、この大金持ちになった例になります。
バフェットは、単に運が良かったという投資家ではありません。
少しばかりの運は、あったでしょうが、投資に成功するべくして成功していた人物といえると思います。
今日は、みなさんが株式投資を考える上で、参考となるべき講座になるよう努力したいと思います。

2.     バフェットの略歴・写真写真
1930(昭和5)生まれ、76歳、アメリカ人。
Wikipediaより はてなより
・バフェットの生い立ち
 バフェットは1930年(昭和5年)ネブラスカ州オマハに生まれました。(いまでもこの田舎にすんでいます。オマハはアメリカ大陸のまん中に当たり、東西どちらにいっても海まで離れているといえます。)
 バフェットが生れた頃(世界恐慌にありましたが)、バフェットの父親は友人と小さな証券会社を設立して細々と暮らしていました。
バフェットが小学校を卒業する頃、父親が下院議員に当選したため、バフェットは中学・高校をワシントンDCで過ごしました。14歳のときには勉強よりもむしろ新聞配達をし、当時のサラリーマンの月給に相当する毎月175ドルもかせいだ、といわれています。高校を卒業する頃にはさまざまな仕事をこなし年間6万ドル以上の収入があったそうです。
 その後、ネブラスカ大学に在学しているときに、ベンジャミン・グレアムが著した「賢明なる投資家」を読み大きな感銘を受けたそうです。
 
1950年(20)、バフェットは早々とグレアムが教鞭をとっていたニューヨークのコロンビア大学に入り、グレアムのもとで証券投資を学びました。
 コロンビア大学のビジネススクールを卒業したバフェットは、1954年、恩師グレアムの招きで彼が経営していた資産運用会社「グレアム・ニューマン」で、ファンドマネージャーの仕事を始めました。
 その後、
1956年(26)に「グレアム・ニューマン」が解散されたのを機にオマハに帰り、投資会社「バフェット・パートナーシップ」を興しました。
 ここでグレアム流の投資手法を実践し、解散するまでの13年間にわたってすばらしい投資成績を残しました。
 ここでいう投資手法とは、「ファンダメンタル価値に比べて大幅に割安と思われる堅実な企業を選んで、経営に関与できるにたるだけのまとまった投資を行い、長期保有する」というもので、この時期にバフェット流の投資法則を確立したといわれています。
 
1969年(39)に資産総額500万ドルになっていた「バフェット・パートナーシップ」をいったん解散しました。その資本を元手に、バフェットはニューイングランド州の老舗シャツ会社「バークシャーハサウェイ」の経営権を取得しました。
 バフェットは赤字の繊維部門を立て直そうとしました。しかし結局、斜陽産業を立て直すことは出来ず、15年後の1985年に、シャツ部門を閉鎖してしまいました。
 このとき
「バークシャーハサウェイ」は、本格的な投資会社となりました。
 「バークシャーハサウェイ」の実態はいわゆる
「会社型投資信託」にちかいのですが、損害保険をはじめ雑多な事業を行っており、業種的には「コングロマリット」に分類されています。その投資先は前掲載のとおりです。
 ハイテクに対してオールドエコノミーといわれるような企業に投資しているが、バフェットにしかわからない独特な投資価値というものがあるようです。


3.     バフェットの投資の足跡と現状
フォーブス第2位(
バークシャー株の38%440億ドル=5兆円) ビルゲイツ=510億ドル
バークシャーハサウェイ社
 92,000ドルx1,259,000株=1,158億ドルx115円=時価総額
133,170億円
チャート1976-2006 普通チャート 対数メモリチャート
1965年に1万ドルバークシャーの株を持ったとすると、2004年には5000万ドル5,000倍)になったということです。
簡単に言えば、100万円が50億円になったということです。
アメリカ最大の株主総会。2万人が参加する株主総会。6時間を越える総会。
3日間、株主のためのフェスティバル・野球の試合で株主を楽しませた。
世界の経営者が集まり、投資家はバフェットに意見を求めようと集います。


4.     バフェットの投資スタイル(point
(1)自分に理解できるものしか投資しない
(2)
内在価値に着目する
(3)
価値よりも安く買う
(4)
いい会社である限り持ち続ける

1.     バフェット語録
(1)株式市場とは(w-market)
 「株式市場というものは、誰かがバカげた値段をつけていないかどうかを、確認する場所にすぎません。」
 「市場が過小評価している株価は、やがて必ず上昇する。」
 「株式市場は、短期的には人気投票の場に他ならない。しかし長期的には、企業の真の価値を測る計測器の役割を果たす。」
 「私たちは株式投資を通じて、企業に投資しているのです。」
 「ミスターマーケット(グレアム)
 「ミスターマーケットは、毎日、会社を売ったり買ったりする値段を提示しにやってくる。」
 「とんでもない値段を付けてくることもあるが、何度断わっても、次の日には別の値段を提示しにやってくる。」
 〜この男の躁鬱状態が激しければ激しいほど、投資家にとっては大きなチャンスがあります。
(2)内在価値とは(w-kachi)
 「内在価値を正確に計算する公式は、この世には存在しません。」
 「あなたがこれから投資しようとする企業について、先ず知ることが大事です。」
 「私が望むのは、私たちが内容を理解できて、私たちが良いと思う人が経営し、将来の見通しから考えて魅力的な価格の事業です。」
(3)底値で買わなくてもいい(w-soko)
 「株式投資をする場合、底値で買わなければならないということはありません。」
 「その企業が持っていると自分が考える価値よりも、株価が安いときに投資し、そして、正直で有能な人々によって経営されていくことが重要です。」
 シケモク投資(グレアム)
 道端に落ちているような、あと一吸い分だけ残った“シケモク”では満足な一服は出来ませんが、ただ同然であれば、その残った一吸いをすべて利益にすることが出来るということです。
(4)バーゲン買いの愚行(w-bar)
 「まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことの方が、はるかに良いのです。」
 「現在私たちが株を買うときは、1級の経営者のいる1級のビジネスを求めます。」
(5)目に見えない資産(w-hide)
 「20年前に比べて、私は優れた企業や経営陣に高い値段をつけてもよいと思うようになりました。」
 
「ベン(グレアム)は、決算書の数字ばかりを見ていましたが、私は帳簿には記載されない資産や、目に見えない資産に着目しています。」
(6)買い出動するとき(w-kai)
 「バークシャーが買いを入れるのは、他の投資家がレミング(タビネズミ)のごとくいっせいに売りに傾くときです。」
 「大半の人は、他の投資家が買っているから、自分も株を買おうというのが多いようです。」
 「でも本当は、誰もが見向きもしないときに、投資するのがベストです。すでに人気化した株を買っても、高い投資利回りを出すことは出来ません。」
 
「エクセレントカンパニーと称される優良企業が、異常な事態に直面し、株価が適切に評価されなくなるとき、“絶好の投資機会”はこういうときに訪れます。」
(7)バックミラー(w-bm)
 「株式の価値の源泉は、毎年の利益、およびその見通しにあります。」
 
「業績がよければ、その企業の株価はおのずと上がるものです。」
 「業績などの過去の実績を元に投資の是非を判断するのは、バックミラーを見ながら車の運転をするようなものです。」
(8)リスクとは・確実性を重視する(w-risk)
 「私は株式投資するにあたっては、確実性を重視します。」
 「本当の価値の数分の1の価格で株を買えば、リスクなどほとんどありません。」
 「リスクとは、自分が何をやっているのか良くわからない時に、生じるものです。」
(9)ギャンブル(w-g)
 「株式市場でのギャンブルはこれ以上必要ではありませんし、それを推奨する証券会社も必要ではありません。」
 「本当に必要なのは、長期的な視点から有望な企業を探して資金を投じる投資家と、その相談にのるアドバイザーです。」
(10)単純明快な投資の原則(w-prin)
 「投資の原則その1、損をしないこと。」
 「原則その2、原則その1を決して忘れないこと。」
 グレアムの教え「賢明なる投資家」
 「グレアムの教えには、基本的なポイントが3つあると思います。この3つを頭の中に置いておけば、株式投資でまずまずの成績が残せると思います。3つとも単純で、数学の才能などなくても理解できることです。」
 「第1のポイントは、株式は単なる紙切れではなくその企業の一部だということ。」
 「第2のポイントは、市場の変動を敵視せず親しく付き合うこと、うねりに乗るのではなく、当初の方針を愚直に貫くということです。」
 「第3のポイントは、“安全余裕率”を考慮することです。これはグレアムが3つの内で最も重要だと書いています。」
 「この3つのポイントは、健全な投資の基礎であり、向こう100年間、そうであり続けると私は考えています。」
 この原則は、時代遅れではないですか?
 「時代遅れになるような原則は、原則じゃありません。」
(11)過大な借金(信用取引)をしない(w-m)
 「お金を借りて株式投資することは、車のハンドルに、ナイフの刃先を運転手に向けて取り付けるようなものです。」
 「そのうち、道路の穴ぼこに遭遇するでしょう。」
(12)年次報告書以外は読みません(w-ar)
  会社の経営者に会って、話を聞くという「ずる」はしません。
 「目をつけた企業の年次報告書を読み、次にその企業のライバル会社の年次報告書を読みます。これが主たる情報源です。」
(13)辛抱強く待つ(w-wait)
 「投資の世界には、見送り三振はありません。投資家はバットを持ってバッターボックスに立ちます。すると、市場というピッチャーがボールをど真ん中に投げ込んできます。たとえば“GM47ドルでどうだ”という感じです。」
 「チャンスがめぐってきたときにだけ、行動するといいでしょう。」
 「郵便が3週間遅れて届くような田舎に住んでいたほうが、すぐれた運用成績を残せるかもしれません。」
(14)市場閉鎖(w-close)
 「株価の変動に着目して値幅取りするつもりはありません。」
 「仮に、株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その後5年間取引が行なわれないという事態になっても、私はいっこうにかまいません。」
(15)証券会社のアドバイスやレポートを読みますか?(w-report)
 「読みません。それは、散髪屋さんに行って、“散髪した方がいいかな?”と聞くようなものです。」
(16)自立した投資家にアドバイス(w-ad)
 「まず、企業がどのように活動しているか知り、そこで使われている用語を学ぶ必要があります。」
 「そしてある程度の情熱を持ち辛抱強さ冷静さを身に着けてください。」
 「この4点を満たせば、自分で考える力がつき、時折、市場を襲う集団ヒステリーの悪影響も避けることが出来るようになります。」
(17)銘柄の選び方(w-select)
 「まず、紙と鉛筆を用意してくださいそしたら、自分が理解できる企業の名前を紙に書き、それを取り囲むように円を書きます。」
 「その円の中にある企業のうち、本来の価値に比べて、株価が割高なもの、経営陣が駄目だと思うもの、事業環境が芳しくないものなどを円の外に出します。」
 「つぎに、わたしだったら、1業種ずつこつこつと勉強し、最終的には5・6業種についてある程度深い知識を持ちたいと思います。」
 「また、どんな業種にあっても、一般的に言われていることを鵜呑みせず、自分の頭で考えるようにしたいと思います。」
 「経営者なら今、何をするだろうか、経営者は何をしたいと考えているだろうか、心配事はないか、どんな競争相手がいて、どんな顧客がいるのか、こういう質問を競争相手や顧客になりそうな人などいろんな人にぶつけてみます。そうすれば、その会社の長所や短所が見えてきます。ここまでやれば、経営陣より豊富な知識を持つようになっているかもしれません。」
(18)単純明快(w-simple)
 「割安株投資は、常識に基づいた単純明快な投資手法です。」
 「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けることこれに尽きます。」
(19)私好みの企業(w-like)
 「私好みの企業は、たとえるなら“かっこいいお城のようなもの”です。周囲を深く危険な濠に囲まれ、建物の中には正直で慎み深いリーダーがいます。その城は力を内部で作り出しており、濠は攻め込むのをためらうほど頑強です。リーダーは黄金を作り出しますが、それを独り占めしたりしません。」
 「要するに、われわれが投資したいと思う企業は、市場で圧倒的な力を誇る企業であり、まねをすることが困難で、非常に強力で、永久に揺るがないのではないかと、思ってしまうようなフランチャイズ(のれん・ブランド)を持っている企業です。」
(20)会社全体を買うつもりで考える(w-company)
 「私が株を買うときは、その会社全体を買うつもりで考えます。」
 「私が買うのは、株ではなく、企業です。永遠に持ち続けたいと思いたくなる企業を買うのです。」
(21)エクセレントカンパニー(偉大な会社)とは(w-ec)
 「馬鹿でも経営できる会社を探しなさい。」
 「いずれ、そういう人間が経営者になるのだから。」
 
コカコーラは1919年に株式を公開しました初値は40ドルでしたところがその翌年には、半分の19ドルに下落しました。
  第1次世界大戦で原料となる砂糖の価格が激変したからです。
  それでもこれを持ち続け、配当をすべて再投資していたらどうなったでしょう。
  いま(1992年)では、180万ドル(45,000)の価値を持っているはずです。
  この間には、大恐慌もありました戦争も何度かありました世界情勢・生活様式、数え切れない変化がありました。
  それでも株価は大きく値上がりしたのです。
  要するに、大事なのは商品そのものが長期間にわたって、持ちこたえられる商品かどうかということです。
  どの銘柄に、“いつ乗り換えるか”と延々と考えるよりも、こうした企業を探し、保有し続けるほうが、はるかに投資成果が大きいとは思いませんか。」
 「偉大な企業とは、今後25年から30年、偉大であり続ける企業のことです。」
(22)インフレから資産を守る(w-inf)
 「資産の最大の敵は、インフレであり、インフレに対抗できるひ弱な手段の中で、最もすぐれているのは“株式”である。」

2.     まとめ
バフェットは、ユニークな人です。
でも、株式投資の世界で、特殊なことをしたわけではありません。
堅実な投資だといわれるとおりです。
株は安く買って、高く売る。いい会社である限り、株を持ち続ける。
原理原則にしたがって、自分の価値観を株式投資に生かしたのだと思います。
バフェットの価値観
は、結局、他人にはわからないと思います。
他人に惑わされるような価値観では、成功しないということです。
みなさんも
自分の価値観を見つけてください。
考え方が少し違うだけで、成果が変わってきます。

自分を信じるものが勝つ

私もバフェットを目指します。
IRIC株式会社
といいます。投資会社で3年ほど前に会社を設立しました。
バークシャーハサウェイのような偉大な会社になるよう努力しています。
ご関心があるようでしたら、その旨、ご連絡先をメール・お手紙などで
お送りいただければ、株主募集の際には、案内書をお送りするようにいたします。

 

株式投資リンク集へ