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小田急勝訴判決記念集会 今後の運動方針 2001年10月27日

今後の運動方針・これからの展望と運動

--IO・27小田急勝訴判決記念集会にて採択--
 


はじめに

 今回、判決とこれを支持する世論により、公共事業の根本的見直しと我が国の本当の構造改革への、巨大な一歩が踏み出されました。小田急の運動は、名実ともにそのシンボルとなりました。逆流は許されません、さらなる−歩を重ねなくてはなりません。私たらは、そのために当面やるべきことを、今日ここに提案します。

◇今後の運動方針

1.判決の意義を小田急線高架事業の沿線住民に広く正しく伝えながら、併せて東京のみならず、心ある全国市民と連帯する運動として、世論をますます喚起する。

2.私たちの市民運動の具体的目標は、小田急線複々線高架工事を地下鉄工事に切り替え、神宮の杜から多摩川に至る緑のコリドーとし、これによって都市の再生と公共事業の根本的見直しを実現する。 このことを明確にしながら東京をはじめとする、高架複々線事業の沿線住民との交流を一段と強化する。

3.控訴審の体制を整えつつ、国と東京都に対し、控訴の取下げを要求する。

4.違法の事業を遂行し、なお強行しようとしている官僚の責任を、あらゆるところ、あらゆる手続きで追求する。

5.監査請求と新たな提訴

(1)現在の工事を中止させるため、「事業費の支出の差し止め」を求め、東京都に対し、多数の都民とその支援者による、住民監査請求を速やかに行う。 なお、市民運動の参加費は入会時、都民=1万円、支援者=5千円とし「小田急線に緑のコリドー!監査請求実行委員会」を結成する。

(2)新訴の提起をあらゆる角度から検討し、準備する。

ー以上−

2001年10月27日

小田急勝訴判決記念集会


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