第290回   Lighten Up Francis / The Everyday Things

1. She Likes It Like That / 2. Cry / 3. Wonderful / 4. I've Got My Eye On You / 5. Falling In Love / 6. Colleen Colleen / 7. Time To Realize / 8. It's Over / 9. Found You Out / 10. Life Goes On / 11. She Wouldn't Listen / 12. Just Out Of Reach / 13. Danger

さて、今回紹介するのはエヴェリデイ・シングスの2005年のアルバムです。彼らは3人組のユニットで、ギターとヴォーカルのロリー・オダーニ、ドラム他もろもろ(笑)のトロイ・パターソン、ギターとオルガン他のジェイミー・フーバーがそのメンバーです。ジェイミーは、スポンジトーンズのジェイミーですね。この人、いくつプロジェクトやったら気が済むんでしょう。(爆)
気がつけば、ベースのクレジットがないのですが、きっとロリーとジェイミーがやってるんでしょうね。(笑)

サウンドですが、ドラムの他はリッケンバッカーのギターにヘフナーのベースですので、簡単に想像がつくと思います。ブリティッシュ・ビートの香りたっぷりのパワー・ポップというわけですね。(^^)となれば、あとは楽曲の出来映え次第と言うことですが、それも心配ありません。粒ぞろいです。(まあ、でなければ取り上げたりしませんけどね。(笑))

M1は、ビートを利かせてマイナー調で迫ります。まあ、しょっぱなからビートルズだったりしたらスポンジトーンズでやればいいわけですから、彼らの音を出さないとというところでしょうね。一番近いブリティッシュ・ビートはキーボードの少ないゾンビーズって感じでしょうか。(^^)ドラムも頑張ってるしカッコいい曲です。M2もマイナー調で迫ります。ゾンビーズ+ヤードバーズというところでしょうか。短い曲です。

M3でようやくポップ全開のナンバーとなります。スポンジトーンズが演っても違和感ないような曲ですね。マージー・ビートでこんにちはという感じの楽しい曲です。間奏のおもちゃのピアノがいいアクセントになっています。M4はハードなロック・チューンです。メロディーよりもビートとノリの良さで攻める短い曲です。M2に近い感じですけど、これはスポンジトーンズでは演りにくい曲かもしれませんね。

M5は、バラード・ナンバーです。12弦の響き、マンドリン、遠く聞こえるオルガンに乗って歌われる伸び伸びとしたメロディー。サビの哀愁のメロディーも合格点ですね。(^^)M6はビートルズ調のミッド・テンポの曲です。12弦の響きが美しいですね。サビの手拍子もいい感じに入ってますよ。いい曲だと思います。

M7は、ぐいぐい引っ張るベースのカッコいい曲です。ポール・サミュエル・スミス主体のヤードバーズという感じでしょうか。ビートも効いていますし、なによりもベースを聴く曲ですね。一転、M8はミッドテンポのポップ・チューンです。前の曲がハードだった分、胸キュンメロディーがより活きてきます。これでサビがもう少しメロディックだったなら完璧でしたけどね。惜しい!

M9もアップ・テンポの曲です。ギターのハードなリフにチープなオルガンが乗ってくるあたりは、ゾンビーズかマンフレッド・マンかというところですね。サビのリフがもう少しカッコ良ければ完璧なんですけどね。惜しい!(笑)M10は、ギターの刻みの心地よいポップ・チューンです。ハーモニクスの使い方も上手いですね。ギターの刻みだけ聞くとスミスみたいです。(笑)でも、必殺の胸キュンメロディーのサビが決まってますよ。合格!(爆)

M11はホリーズみたいな感じの曲ですね。サビの手拍子もマージー・ビートのお約束のパターンですし、安心して聞いていられる曲です。M12はチープなオルガンとギターが印象的なゾンビーズ調の曲ですね。ドラムが頑張っていると思いますけどね。

ドラムソロから入るM13は、やはりマイナー調の曲です。途中からテンポもリズムも変わるのですが、ドラムが目立つ曲ですね。ベース・ラインのオカズもカッコいいし、ラストを締めくくるには相応しい曲だと思います。ギター・ソロも一番頑張っていると思いますよ。

ということで、スポンジトーンズやブリティッシュ・ビートが好きな人には安心してお勧めできるアルバムだと思います。

では、また次回に!

< Lighten Up Francis / The Everyday Things / US / Notlame / NL-107 >


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