第284回   Greensleeves / 大竹佑季

1.Greensleeves~眠れぬ夜のために~ / 2.ラストワルツ / 3.エトランゼ / 4.Awakening / 5.マッチ / 6.ベアトリーチェ(独唱)

さて、今回紹介するのは大竹佑季のミニ・アルバムです。リリースは2005年ということですから、ずいぶん前になりますね。この人は、もともとはホリプロのスカウト・キャラバン出身だそうで、当時は高校生だったそうです。

この人の特徴は、柔らかくて透き通っていて心から癒されてしまうようなその声質にあるでしょう。特にタイトル曲のM1にそれが顕著です。

M1は有名すぎるほどのトラッドのカバーですが、メロディーにぴったりのリリカルな日本語詞とアレンジと彼女の歌声が見事にマッチして、素晴らしい仕上がりとなっています。本当、多くの人に聴いてもらいたい曲だと思いますし、超オススメの1曲です。

M2はクラシカルなイメージからシャンソン風に展開していきます。(もちろん、タイトル通り3拍子ですよ。)ここでも、メロディーと歌詞のイメージが見事に一致していますね。この曲も本当に癒される曲だと思います。

M3は、Jポップ風味の楽曲です。でも、マイナー調のリリカルなメロディーが素敵です。僕は(これは本当に僕だけだろうと思いますが)つちやかおりを思い出してしまいました。(笑)M4は、ピアノに導かれるバラードです。もしかしたら、ミニアルバム中で一番オーソドックスな楽曲かも知れません。

M5もシンプルなJポップ風バラード・ナンバーですが、まるで財津和夫さんが書きそうな雰囲気の歌詞が素敵ですね。地味ながらも味わい深い曲です。

ラストのM6は、地域限定でリリースされたシングル曲の独唱ヴァージョンだそうです。(シングルは合唱ヴァージョンで、このミニ・アルバムにもCDエクストラの映像で収められています。)シンプルなアレンジでソロで歌っているだけに、楽曲の美しさが浮き彫りにされているように思います。いい曲ですね、これも。(^^)

ミニ・アルバムですので、あっという間に終わってしまうのは仕方ないところでしょう。彼女の次作になるフル・アルバム「眠る孔雀」には、付属の特典DVDの中にこのミニ・アルバムの楽曲のイメージ・ビデオも多く含まれており、なかなか面白かったですよ。そこでは「スカボロー・フェア」のリリカルなカバーがあったりしますし、機会がある人はそっちのほうも聴いてみてくださいね。

では、また次回に!

< Greensleeves / 大竹佑季 / JPN /東芝EMI / TOCT-25660 >


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