第283回   Valerie / Blue Marble

1. スティール・バンド・トリニダード / 2. 惑星 / 3. 街を歩くソルジャー / 4. 降り続く雨はいつでも / 5. 懐かしのバイアーナ / 6. 未来都市ドライブ / 7. パーティーの方程式 / 8. 夜間遊泳 / 9. ブルーバードとモンスター / 10. スターフィッシュ / 11. ヴァレリー

さて、今回紹介するのはブルー・マーブルのアルバムです。ブルー・マーブルは、バンドというよりはユニット活動をしているようですね。主要メンバーはとんCHANとショック太郎の二人で、このアルバムではヴォーカルにオオノマサエ(ムーンライダーズのコーラスなどをされていたそうです)をフィーチャーしての作品となっています。

このアルバムを手にしたなら、最初にジャケットのメルヘンティックなイラストに目を奪われると思います。(笑)で、ディスクをトレーに載せてみると、イラストのイメージ通りの音が広がってくるんですよ。(^^)

ファンタスティックで、メルヘンティックで、ソフトロックとポップの中間を埋めるような音作りです。リズムは、基本的には中南米っぽいですね。アレンジは凝ってますが、ポップなバックボーンが貫かれていますので、全然小難しいような印象は与えません。

それぞれの曲で言うと、スペイシーな味付けながらもジャジーなバラードのM4が僕のお気に入りですし、よりスペイシーな印象のM8も好みの1曲です。また、メロディーの美しいM10も印象的ですね。ラストのM11はインスト・ナンバーなのですが、そのぶんアレンジに工夫が凝らされていて聴き応えがありますね。

とにかく印象に残るのが、オオノマサエさんのコケティッシュなヴォーカルです。この歌い方と声が好みかどうかというのが、ある意味、このアルバムを気に入るかどうかのポイントとなるでしょう。僕は...正直、あまり好みではないほうでしたが、2回目には慣れてしまい、3回目には違和感なく聴くことができました。(笑)

すると不思議なもので、ポップでファンタスティックなサウンドの載っかっているメロディーが、まるで杉真理さんのメロディーのようにきこえてきます。(僕だけかも知れませんが、本当によく似た印象を受けるんですよ。)

このアルバムを聴いたみなさんがどのような印象を受けるのかはわかりませんが、彼らのファンタスティックな世界に浸ってみてください。

では、また次回に!

< Valerie / Blue Marble / JPN / 乙女音楽研究社 / OTMSH-004 >


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