第282回   Moments In Time / Jeff Tracy

1.Moments in Time / 2.New Blue You / 3.Target / 4.When You Said Goodbye / 5.Wonder Why / 6.Kiss Me With Your Heart / 7.Holly (Of Hollywood Blvd) / 8.Out of the Blue / 9.Sundown in Smallville

さて、今回紹介するのは、ジェフ・トレイシーの2007年のアルバムです。とは言え、僕はネット・ラジオで楽曲を聴いて購入したので、彼のことは何も知りません。唯一わかるのは、これが本当にキュートなポップ・アルバムだってことだけです。(^^)(それにしても、ジェフ・トレイシーですよ。強そうな名前ですね。(爆))

ファンタスティックなイントロに導かれて始まるM1は、必殺の胸キュンメロディーを持つキラー・チューンです。ファンタスティックなパートとメロディーを聴かせるパートの対比が見事ですし、楽曲的も文句なしの1曲です。大推薦曲ですね。(^^)M2は、70年代ポップの香りもする軽快な曲です。イントロのスライドギターといい、メロディーとコーラスといい、(線は細いですが)まるでアメリカみたいな感じですね。これまた佳曲だと思います。

雨と雷鳴のSEに続いて、軽快なアルペジオが流れてきました。M3は、若干地味なところもありますが、繊細なメロディーのポップ・チューンです。間奏のギターは、少しロックっぽい味付けをしています。ミッドテンポのバラードのM4は、ドリーミーなメロディーの曲です。サビのところでは、ビートリッシュな面も見せてくれますけどね。

M5は、ギターのリフが一番ロックっぽい曲です。ヴォーカルの線が細いので、ロックにはなりきれませんが、それが逆に繊細なメロディーを際立たせています。M6は、アメリカンな響きの曲ですね。これまたロック・チューンとなっています。

ギターのアルペジオが印象的なM7は、美しいメロディーを持ったポップ・チューンです。どことなくピート・ハムを彷彿させてくれる曲ですね。M8は、これまたポップ・ロック・チューンとなっています。メロディーは若干地味かも知れませんけどね。

ラストのM9は、アコースティック・ギターとヴォーカルの響きが、70年代のブリティッシュ・ポップの香りを連れてきてくれます。アレンジも比較的凝っていて、アルバム中でも力を入れましたって感じの曲ですね。

全体的に見ると、良くも悪くも線の細さが目立ちます。その中で、必殺のM1の出来が飛び抜けていますね。個人的には、この1曲のために聴くアルバムだと言っても過言ではないと思います。

そういうわけで、皆さんにオススメとまでは言いません。でも、M1の素晴らしさだけは伝えたいなと、そう思える1枚です。

では、また次回に!

< Moments In Time / Jeff Tracy / US / aardvark records / AR-72011 >


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