第250回   地球に落ちた種 / 風祭東

さて、今回のレビューは、ALWAYSコーナーとのマルチポストです。マルチポストが続いてごめんなさいね。次回はきちんとしたのを書くので許してね。(笑)

ALWAYS(ピカデリーサーカス、ガーリーズもですが)のベーシスト、風祭東ソロ・デビュー・シングルがリリースされました。

風祭クンのソロ・アルバムについては、2000年頃からリリースされるという噂が出ては消え出ては消え、この頃は全く話を聞かなくなっていたところですので、シングルとはいえ風祭クンの新曲がリリースされると聞いたときはびっくりしたし、凄く嬉しかったです。

栄えある風祭クンのソロ・デビュー曲に選ばれたのは、ライヴ(ソロでもピカサでも)でもずっと演奏され続けてきた「地球に落ちた種」と「SARAH」の2曲です。どちらも風祭クンの曲に杉真理さんが歌詞を書いた曲なんですが、まあ、(ライヴでもずっと演奏してきた曲なので)当然と言えば当然すぎるような選曲ですね。ちなみに、アレンジは「こいちゃま」こと小泉信彦さん(古いところではLIVE PSY・Sのキーボードをしていた人と言えば通じるかな?)です。

ジャケットは「種」にちなんだのでしょう、花に囲まれた風祭クンです。サイケな雰囲気があるのが、彼らしいところですよね。(笑)

1.地球に落ちた種
 スぺーシーなSEからイントロへと続いて曲が始まります。ギターの刻みとワウワウを効かせたギターと弦(シンセかな?)の音が絡んで、幻想的な雰囲気を出しています。曲想のイメージは、やはり「ウオルラス」ですが、音の分離がいいのでずいぶんとすっきりと聞こえますね。
2002年のソロライヴの時に断片を聴かせてもらった時にも思ったのですが、やはり小泉さんのアレンジが素晴らしいですね。特にラストのコーラス前の静かな弦のパートから最後にかけての展開はお見事だと思います。

2.Sarah
 珠玉のバラードですね。(^^)ピアノの音に弦(こっちは生音かな?)が絡んでいき、美しいメロディーを際立たせていきます。クラシカルな間奏も素晴らしいですね。この曲もライヴで何回も聴いているけど、このスタジオ・ヴァージョンのアレンジは、曲にぴったりだと思います。

ということで、サイケ−ポップ路線の1曲目と美しいバラードの2曲目の対比も映え、聴き応えのあるシングルだと思います。特に2曲目のアレンジの美しさは、特筆ものでしょう。やはり、小泉さんの存在感はたいしたものですね。風祭クンの歌とベースをうまく活かしながらも、アレンジの手腕を存分に発揮しています。

このCDですが、当初は自主制作の形でのリリースも考えられていたそうですが、レーベルが正式について、普通に取り寄せで買えることになったそうですので、興味を持たれたら注文してみてくださいね。ビートルズ(特に中期から後期のジョン)のファンの人には特にオススメですよ。(笑)

では、また次回に。

< 地球に落ちた種 / 風祭東 / JPN / ORIENT / ORDC-2065(AZ-0001) >


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