第244回   Rock'ola / John Wicks & the Records

 1.Edges Of A Dream / 2.Theat Girl Is Emily / 3.So Close To Home / 4.Different Shades of Green / 5.Liverpool 6512 / 6.Every Word We Say / 7.Union Jack / 8.Cry a Million Tears / 9.Her Stars are My Stars / 10.Forever Blue

 さて、来日といえば、この人たちを書かないわけにはいけないでしょう。大阪ではマイク・ヴィオラの前日にコンサートがあったレコーズです。昨年のルビナーズと同じ会場で、昨年も観たメイフラワーズなど日本の3バンドをサポートにしての、20/20とのジョイント・ツアーでした。

20/20が「SHAKE SOME ACTION」で盛り上げてくれた余韻も止まないうちに、レコーズのギグが始まりました。さすがに大ベテランだけあって、最高に楽しいギグだったと思います。セットリスト(実際にバンドが使用したもの)の画像を載せておきますね。

セットリストにもあるように、今回紹介するアルバムからも何曲か演奏されています。まあ、「UNION JACK」以外は、最新作「Rotate」にも収録されており、そのアルバムからの選曲ということになってはいますけどね。(笑)

参考までに「Rotate」(Kool Kat Musik / purr2011)の収録曲も書いておきましょうか。
01: Oh Yeah! / 02: Different Shades of Green / 03: That Girl Is Emily / 04: Rotate / 05: So Close to Home / 06: Edges of a Dream / 07: Rising Stars / 08: Desert Sky / 09: The Lost Years / 10: Whenever You're Near / 11: Come On Round / 12: We Can Work It Out
02,03,05,06の4曲が、「Rock’ola」からの収録です。それ以外の曲もできのいい曲が多く、特にタイトル曲のM4なんて、本当に泣けてくるくらいカッコいいですよ。(^^)

話は戻りまして、本当に素晴らしかったライブの後で、ジョンをはじめとするメンバーたちにこの「Rock'ola」のアルバムにサインしてもらいました。そして、僕はジョンに「レコーズのアルバムの中で僕が一番好きなやつなんです」と(英語で)言って、2ショットの写真を撮ってもらいました。最高の夜でしたね、うん。(^^)

ということで、アルバムの紹介に移りましょうか。(笑)

M1は、軽快なパワー・ポップ・チューンです。日本公演でも演奏されました。オープニングにふさわしい曲だと思います。続くM2は、キャッチーなギター・リフが印象的な曲です。メリハリの利いたアレンジと哀愁のコーラスが素晴らしいし、サビのメロディーもいい感じです。レコーズの数々の名曲たちと並べても、なんら遜色のない曲だと思います。

M3も、軽快なポップ・チューンです。ギターのアルペジオが印象的ですし、ポップ度ではアルバム中一番かもしれませんね。メロディーも文句なしの佳曲です。M4は、ややロック度が増しているでしょうか。(笑)メロディーもいい感じですし、ギターのリフも印象的です。

M5はリバプールの名を冠した曲ですが、この曲でもギターのアルペジオが利いていますね。コーラスを中心に、なんとなく中期ビートルズのような雰囲気を感じてしまいます。伸び伸びとしたギター・ソロもうたごころに溢れていて、GOODですね。M6は、個人的にはダントツのお気に入りのナンバーです。左サイドのギターのみのイントロから、バンド全体が入ってきて、マイナー調のメロディーが歌われていきます。コーラスも哀愁味があっていい感じですよ。間奏のメロディアスなギターも最高にカッコいいし、その後の押さえたバッキングでの歌もカッコいいです。名曲!

M7は、アルバム中でもロック色の強い曲です。メロディー的には少し落ちるかもしれませんが、とにかくベースラインがカッッコいいです。来日公演でも、新曲の割には盛り上がったと思いますよ。M8は、アルバム中で最もロック色の強い曲ではないでしょうか。ミッド・テンポで崩し気味に歌われています。間奏とラストのギター・ソロも聴き応え十分ですね。聴いているうちに、バッド・カンパニーを思い出してしまいました。(笑)

M9は、ある意味、一番レコーズっぽい曲かもしれません。他の曲の印象が強いので損をしている部分もあるかも知れませんが、ファンにはたまらない曲だと思いますね。そしてラストのM10です。ジョンのカウントから、アコギの弾き語りで、哀愁味いっぱいのマイナー・メロディーが歌われていきます。歌自体は決して上手くはないけど、歌声から感じられる「男の哀愁」が心にしみいりますね。ベスト・トラックではないかもしれませんが、アルバム中で最も印象的な曲だと思います。ライヴで聴きたかったなあと思うのは、きっと僕だけではないでしょう。

ということで、10曲があっという間に終わってしまいました。でも、本当に充実した10曲だと思います。(^^)スペイン盤ですし、今はとなっては入手も結構難しいですが、それだけの価値のあるアルバムだと思います。

余談ですが、先述の「Rotate」は日本公演の会場でも売られていましたし、売れ残ったぶんはエアメール・レコーディングスさんのサイトで販売しています。最近の曲を聴いてみたい人は、売り切れる前に買っておいてくださいね。(笑)

では、また次回に!

< Rock'ola / John Wicks & the Records / ESP / rock indiana / cindi-069 >


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