第235回   Originals / David Paton & Friends

1.CATCH ME - DAVID MOSS / 2.DONT STOP- KENNY HERBERT & RAB HOWITT / 3.MONEY SINGS - JEGGRO / 4.FELLOW MAN - DAVID PATON / 5.WONDERLAND - NOBBY CLARK / 6.SACRED LIGHT - ED JONES / 7.GIVE ME A SIGN - DAVID PATON / 8.JUST A MINUTE - DAVID MOSS / 9.SOMETHING OUT THERE - KENNY HERBERT & RAB HOWITT / 10.WALKING ON ICE - DAVID PATON / 11.THE MASTER PLAN - JEGGRO / 12.GOING HOME - NOBBY CLARK / 13.EDINBURGH - ED JONES

正月休みにはあまり更新できなくてすみませんでした。以前書いたパイロットの日本公演が終わった頃、デヴィッド・ペイトンのサイトから注文していたCDが届きました。もちろん、デヴィッドの新作も(サイン入りで)届いたのですが、それと同時に届いたのが、このコンピレーション・アルバムです。デヴィッドがプロデュースしたり参加したりしたアーティストの曲を集めたものなんですが、正直なところ、デヴィッドの新作よりも気に入ってしまいました。...アッ、ブタナイデ....(笑)

コンピレーションにはデヴィッド本人を含めて(一応)6組のアーティストの作品が収められています。でも、すべてにデヴィッドが関わっているだけあって、全体としても意外にまとまっているという印象を受けます。

M1は、デヴィッドのサイトでも買えるアルバムに入っている曲です。ちょっぴりアーシーな味わいのあるリズムの、割とオーソドックスなロック・ナンバーですね。M2ですが、キュートでポップな曲想に哀愁のメロディーとコーラスが被さるという、僕にとってはど真ん中のストライクの曲ですね。(^^)彼らのアルバムも、デヴィッドのサイトで買えます。パイロットやポールの匂いがぷんぷんしてきますし、個人的にはアルバム中で2番目のお気に入りです。名曲です、はい。

M3は、レゲエですかぁ。黒人二人組のユニットですね。思わず身体が動いてしまいそうな軽快な曲です。M4はデヴィッドのニュー・アルバムのタイトル・トラックですね。日本公演で聴いた時には「ちょっとニック・ロウみたいだぁ」と思ったのですが、じっくり聴いてみると...やっぱりそう思います。(笑)ミッド・テンポで、哀愁のメロディーとコーラス・ワークを聴かせてくれる曲ですが、さすがにタイトル・トラックだけあって、クオリティは高いですね。

M5は元BCRのノビー・クラークの曲です。ノビーはデヴィッドのプロデュースでアルバムを2枚ほどリリースしていますが、(当然ながら)BCRのイメージは全くなくて、いぶし銀のような味わい深い曲が収められています。特に、このコンピレーション収録曲も収められているセカンド・アルバムは、メロディーの質も向上し、いいアルバムに仕上がっていますので要チェックです。

M6は、イントロのアコギの刻みとソロから耳を捉えられる曲ですね。歌が始まった時、僕は即座にジャスティン・ヘイワードを思い浮かべました。ヴァースの部分のメロディーといい、コーラスといい、声質がよく似ているんですよ。間奏のアコギのソロもカッコいいですね。楽曲自体も最高のできだと思いますし、個人的には文句なしでアルバム中のベスト・トラックだと思います。アメリカのファンの人にもお勧めですね。

M7は、ふたたびデヴィッドのソロ・ナンバーです。落ち着いた中にもちょっぴりリズミックな曲で、デヴィッドのメロディーを求める人には若干ベクトル違いかもしれませんけどね。哀愁のギター・ソロが聴きものです。M8は、軽快なポップ・チューンです。M1と比べてメロディーもコーラスワークもポップで、(サビのコーラスとハーモニー・ツインに至ってはパイロット以外の何者でもないし、)僕はこちらの曲のほうがはるかに好きですね。ついでに書くと、曲想で僕がすぐに思い浮かべたのは、ALWAYSの姫野さんの曲でした。(笑)

M9はフォーク(トラッド)色の味付けがしますね。地味だけど味わい深い「いい曲」だと思いますが、M2ほどの「必殺技」は身に付けていないようです。(笑)M10はデヴィッドのナンバーです。でも、この曲は以前書いたキーツ(Keats)のアルバムに収められていた曲ですね。キーツのヴァージョンは、キーボードが効いたエレポップ風味の産業ロックというサウンドだったのですが、ここではアコースティックなアレンジで収められています。そのおかげで、曲の持つ哀愁やメロディーの良さが浮き彫りになっているように思えますね。(サウンド的にはキーツ版もカッコ良くて好きですよ。)

M11では、またレゲエの登場です。でも、この曲は、どこかで聴いたような懐かしい感じのする素直なメロディーとコーラスがすんなりと耳に飛び込んできます。いい曲ですね。(^^)M12はアコギのアルペジオが印象的な曲ですね。ずいぶんとフォークっぽい曲ですが、ノビーのほのぼのとしたヴォーカルが曲の美しいメロディーに合っています。M13は、アコギとパーカッションのコンビネーションが面白い曲ですね。ここでも哀愁のメロディーとコーラスを聴かせてくれます。地味だけどいい曲ですね。

ということで、全13曲、デヴィッドのカラーが背景にあるだけに、派手さはないものの佳曲の集まったアルバムだと思います。普通のCDよりも若干安めですし、まずこれを聴いて、気に入ったアーティストのCDを買うという方法論もありかもしれませんね。(^^)

それにしても、Ed Jonesのアルバム、どこで買えるんだろ?(爆)

では、また次回に。

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