第224回   Story In Your Eyes / Herb Eimerman

1.About Last Night / 2.Face To Face / 3.It Rained All Night / 4.Lightnin' In The Sky / 5.Think Of You / 6.Wild About My Baby / 7.Sky Is Burning / 8.Yes It Can / 9.Forgive Me / 10.A Touch Of Class / 11.Shadow on The Wall

 さて,今回紹介するのは,Herb Einmermanのファーストアルバムです。彼はルックスに似合わず(失礼!)キュートでかわいいポップ・チューンを書く人なんですけれど、このファースト・アルバムの曲はロック度も高く、「パワー・ポップ」という言葉にふさわしいサウンドになっています。

まずM1ですが、力強いギターの刻みにのっかってポップでキュートなメロディーが歌われていきます。特にサビ前の胸キュンメロディーが素晴らしいですね。コーラスもアレンジも最高に心地よいです。M2では「心は南の海岸へ」って感じですね。カリプソ風のリズムと押さえ気味のヴォーカルが面白いですし、間奏とラストのギターの音色が印象的です。どことなくニック・ロウも彷彿させてくれる曲ですよ。

M3は、12弦使うならこれでしょと言わんばかりのギター・フレーズで始まります。少しオーソドックス過ぎるかもしれませんが、いいメロディーですね。個人的には(若い頃の)デヴィッド・キャシディに歌わせてみたかったなって思いがします。(笑)M4は、イントロのギターのリフの格好良さで決まりでしょう。(^^)リフとは対照的にマイナーとメジャーを行ったり来たりするキュートなメロディーがいいですし、サビでのコーラスワークは完璧と言えるでしょう。個人的にはイチオシの曲です。

M5はアメリカン・ロックっぽいサウンドに60年代っぽいメロディーが乗っています。キュートな曲で、イメージ的にはアメリカの楽曲が重なってきます。間奏のアコギのソロも聴き処ですね。M6は、アルバム中で一番ロック色の強い曲ですね。ブライアン・アダムスあたりが歌うと似合いそうなハード・ポップです。

M7はオーソドックスな12弦ポップですね。伸びやかな歌メロと、ゆったりしながらも美しいサビのメロディーの対比が面白いです。M8は60年代フレーバーがいっぱいのポップ・チューンです。本当にキュートな曲ですね。このリズムでこのメロディーだと、サビに手拍子が入らないのが不思議になってきます。(笑)ここでもアコギのソロがいい感じです。

M9は、伸び伸びとしたギター・ソロがいい感じですね。前の曲もそうだったんですが、12弦によるギター・リフが効いています。M10は、再びロック色の濃くなった曲です。でも、サビは60年代風のメロディー&コーラスで、いい感じで軽やかに決まっています。ラス前のアクセントっぽい存在でしょうか。(^^)

M11は、歌詞の中に「Story In Your Eyes」というフレーズが出てきますので、いわばタイトル・トラックと言える曲ですね。イン・マイ・ライフの香りもするイントロもいいですし、メロディーが最高にキュートだし、コーラスも甘酸っぱいし、ラストを締めるのにふさわしい、完璧なポップ・チューンです。M4とともにイチオシの曲ですよ。

ということで、心地よい満足感とともにアルバムは終わってしまいました。(^^)
彼のアルバムは中身のすばらしさに反してジャケットはイマイチというものが多いのですが、このファーストはまだ「まし」なほうだと思います。(笑)ショップにあったとしてもきっと高くはないと思いますので、ジャケに惑わされずにゲットしてくださいね。ポップ・フリークなら,大満足の1枚だと思いますので。

では、また次回に。

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