第180回 REVIVING SPARK / THE SHAMBLES

 1.FIRE / 2.SHE SAID IT'S LATE / 3.FOR JAMIE / 4.LOUISE / 5.OF HEART & SOUL / 6.YOU MAKE ME FEEL GOOD / 7.I CAN'T DON'T WANT TO.... / 8.IT IS AND IT ISN'T / 9.JAMES BOND THEME / 10.IT'S ONLY LOVE / 11.AND IF / 12.WHAT WENT WRONG

今回紹介するシャンブルズですが、実のところ僕は詳しいことは知りません。メンバーの名前を見るとメキシコ系の名前かな?と思ったのですが、彼らはSAN DIEGOのバンドのようですね。また、このアルバムは、日本のレーベルから出ているようです。サブ・タイトルが「EARLY TRACKS, DEMOS AND OUTTAKES」ということで、いろんな時代の音源からなるコンピレーションのようですね。

彼らの音を聞いたとき、最初に頭に浮かんだのは、60年代ブリティッシュ・ビートでした。それも、ビートルズやストーンズとかではなく、ヤードバーズやマンフレッド・マンやゾンビーズあたりのバンドたちです。(実際、M6はゾンビーズのカバーですしね。)

M1はマイナー調の哀愁溢れるメロディーを持ったビート・ナンバーです。60年代風のサウンドの、なかなかカッコいい曲ですね。M2は、イントロのギター・リフが印象的ですね。

M3は、60年代風ではあるのですが、それよりも最近のギターポップ風の雰囲気の強い曲ですね。でも、あっという間に終わってしまいます。M4は、ポール・リヴィアとレイダーズのカバーですね。60年代風のめっちゃチープなオルガンの音がカッコいい曲です。ギターの刻みとのコンビネーションも抜群で、やみつきになりそうな曲です。

M5は、再びギターポップ色の強い曲です。ゆったりした演奏が癒される感じですね。間奏のところで遠くで歌われる「fixing a hole」が、また曲に似合っています。M6は、先述の通りゾンビーズのカバーです。オリジナルを尊重した忠実なカバーだと言えると思います。ただ、曲のクレジットがバンドリーダーのmendozaになっているのは何故でしょうね?

M7は、イントロのギター・フレーズが印象的ですね。この曲のイメージは、ゲイリー・ルイスとプレイボーイズなんですが、「オーオーオー」というコーラスはヤードバーズみたいでいい感じです。M8は、アコギのカッティングにチープなオルガンが絡んでいい雰囲気を醸し出しています。ランニング・ベースはヤードバーズみたいな感じもしますね。

M9は、有名な映画のテーマなんですが、もともとがギター向きの曲だったので、さすがにハマっていますね。M10はポップなコーラスのゴキゲンなロックン・ロールです。

M11は、マイナー調のメロディーが美しい曲です。渋いながらも味わい深い曲ですね。本当にいい曲ですし、個人的には一押しです。

ラストのM12は、オーソドックスなロックン・ロールです。ロックパイルとか(曲想で言うとキャロルとか(^^;)に近い感じがしますね。ということで、アルバムは明るくさわやかに幕を閉じます。

全体的には、いろんな年代の録音のコンピレーションの割には統一感のあるアルバムだと思います。すべての曲が60年代テイストで揃えられているからだとは思いますが、それがこのバンドのカラーだということなのでしょう。60年代フリークの人ならば、一度聴いてみる価値があるかもしれませんね。

では、また次回に。

< REVIVING SPARK / THE SHAMBLES / JPN? / 1+2 RECORDS / 1+2CD 087 >


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