第174回 TONE BRICK SHORT / DAVID GRAHAME

 1.NO LIGHT / 2.POSITIVE / 3.CAMERA / 4.FLOWER PETAL / 5.AGAIN AGAIN / 6.LOVING YOU LOVE / 7.CHURCH / 8.STEADY THING 2 / 9.PERFECT POP SONG / 10.ALBUM

 さて、今回は久々にデヴィッド・グラハムのアルバムを紹介しましょう。彼のアルバムは前にも2枚ほど紹介したことがあるのですが、これは2001年にリリースされたサード・アルバムということになります。

 彼のアルバムは、(セカンドの「beatle school 〜」はプレス盤ですが、)インディー・レーベルからの細々としたCDR販売になるので、なかなかゲットするのは難しいのですが、このたび、自分が持っていなかったものをまとめてゲットする機会に恵まれました。(まあ、ネット販売していた当時には気づかなくて、買おうとしたときには手遅れでしたので、今回はラストチャンスと思い、結構な値段を払いましたけどね。(^^;)

では、聴いていきましょう。M1の力強いアコギのカッティングで、このアルバムのクオリティがわかります。彼の好きなポール・マッカートニーの匂いも若干するものの、良くできたパワー・ポップ・ナンバーです。オープニングで、すでに「元はとったど〜!(よゐこ濱口か?(^^;)」と思ってしまいました。M2は、カントリー・フレーバーのギターの入る、楽しいポップ・ナンバーです。間奏の12弦ギターがwords of loveっぽかたtりして、これもビートルズ風ですね。ヘタウマですが、メロディーもキュートです。(^^)

M3はアコースティックなバラード・ナンバーです。これもポールのファーストのような響きの佳曲ですね。さり気ないコーラスも効果的ですし、間奏のジョージ風のスライド・ギターもたまりません。M4もアコギがメインなのですが、力強いナンバーですね。確かに、ここでの彼はロックしています。

M5は、アルバム中で一番ポールっぽい曲でしょうか。ポールのファーストに入っていても違和感がないだろうなと思えます。これも素晴らしいメロディーと力強いバッキングの曲です。ええなぁ〜、これ。(笑)M6は、(この曲もドラムスが他人なので、)どことなくノリの違いがわかる曲です。ポール風の美しいメロディーが売りなのですが、シンシア・グラハム(たぶん奥様かな?)のコーラスが絡んでくると、ほとんどポール&リンダの雰囲気になります。(^^)

M7も、のびのびとしたメロディーが美しい曲ですね。この曲ではバッキング(特にアルベ・ボラッキのリンゴ風のドラミング)が聴き所です。M8は少しアップテンポになっていて、ギターのバッキングにもロックぽっさの感じられる曲です。

M9には大層なタイトルがついていますが、ポールの影響が強い、シンプルでも本当に良くできたポップ・チューンです。ポップなメロディーも、シンプルなアレンジも、最初から最後まで絡んでくるコーラスも、間奏の12弦も、すべてが良くできていますね、はい。(^^)ラストのM10は、アコギによる弾き語り(コーラスも入るけどね)ですね。これも美しいメロディーの曲です。そして、ポールの小品のような余韻とともに、静かにアルバムは終わりを告げます。.....なんか、そのまま余韻に浸っていたくなってしまいましたよ。(笑)

このアルバムですが、やはりデヴィッドの一人録音のものが多いのですが、何曲かはドラムスに他の人が入っていたり、コーラスに(たぶん)奥様が参加していたり、どことなくバンドっぽいノリがあるのが魅力的ですね。ポールっぽくなるのは彼の個性だから仕方ないのですが、このアルバムは、それでも他のオリジナル・アルバムに比べるとポールっぽさが押さえられているほうだと思います。唯一の欠点をあげるとすれば、アルバムが短すぎる(全部で30分23秒!)ということだけでしょうか。まあ、これは他のアルバムを聴くことで補うことにしましょうね。

では、また次回に。

< ONE BRICK SHORT / DAVID GRAHAME / US / DOG TURNER / CDR NO NUMBER >


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