第158回 ストライクス・バック!/ザ・バッヂ

 1.シュガーレス・ガール / 2.ビート仕掛けのグラフティ / 3.スタンディング・ミドル・オブ・ザ・ロード / 4.まだ見ぬお前に / 5.Mr. Girl / 6.素敵なMusic / 7.プレイベート・タイム / 8.ONE MORE TIME / 9.エンジェル・キッズ / 10.電話BOX / 11.インスタント・ガール / 12.クレイジー・ランデブー / 13.Yes! / 14.You Are Everything / 15.心から愛する君に / 16.今夜もTONIGHT<ボーナス・トラック>

さて、今回はザ・バッヂの登場です。ザ・バッヂは80年代前半に活躍したロックバンドなのですが、このたび(3/21)、当時の未発表曲集が出たのです。僕は、ザ・バッヂのHPで聴いた(見た)M1にぶっ飛んで、ずっとこの曲がCDになる日を待ち望んでいました。

で、件のM1は、彼らの大好きだったラズベリーズに捧げる曲らしく、ラズベリーズ風のサウンドとコーラス・ワークを持っている曲です。途中で「君に首ったけ」のギター・リフが出てくると、思わずにんまりなのです。本当にキャッチーでポップで素敵な曲なんですよ。どうして未発表曲だったのかな?

ちなみに、6月にKIND MUSICからリリースされる予定の「Natty Vol.6」に収録される予定の僕の曲(PURE POPS名義)「ともだちだから言い出せなくて」は、(曲想が全く違うのでわからないと思うけど、)同じように「君に首ったけ」へのオマージュなんですよ。アコースティックな感じの曲なので、あのリフは(入れられる場所もあるんですけどね。)弾いてないですけどね。....いけね、余計な話は止めてもとに戻りましょう。(^^;

でも、アルバムを通して聴いてみると、そんなにポップな印象は受けません。3ピースバンドで、ギターもベースもリッケンバッカーという関係でもないでしょうが、大半の曲にはJAMやWHOなどのモッズ系の香りと初期の杉真理さんの曲のような感じがします。(僕にはジャムに聴こえてしまう曲が多いんですけどね。)また、いくつかの曲からは、日本のGSの香りがします。

僕は自分の音楽ルーツにGSがあるし、「パンク」の中ではJAMが一番好きだったので、これらの楽曲も結構耳になじむのですが、そうでない人は、M1との違和感にとまどうかもしれません。最も、アルバムに収められた曲を聴く限り、(良質のバラードもありますが、)バッヂのサウンドの傾向は「キャッチーなポップ」よりも「ビート&メロディー」なんだろうなと思えますし、M1が特別の(なんせラズベリーズに捧げたトリビュート・ソングですから)存在なのでしょう。

そんな中でポップなアレンジが印象的なM7、これもラズベリーズっぽいリフのM8、レコーズを彷彿させるM12、海援隊の千葉さんの弾く12弦ギターが印象的なポップ・チューンM14、ボーナストラックですが、もろにビートルズのM16あたりが耳に残ります。

でも、やっぱり僕にはM1の印象が強烈すぎました。他の曲には悪いのだけど、当分の間はM1のみのヘヴィー・ローテーションになりそうです。(^^;

ということで、(M1はポップ・フリークのマスト・アイテムだと思いますが、)JAMが好きな人にはオススメのアルバムだと思います。ちなみに、このアルバムは「第二集」になり、同時発売で「第一集」があるのですが、(そちらは、よりJAMとかビート・ロック色が強いので、)今回はこちらだけのアップですみません。

では、また次回に。

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