第139回 THIS WAY UP / JOE MOLLAND

1.MIRRORS / 2.HAPPY / 3.A WAY TO BE / 4.THE BUST / 5.THIS MUST BE LOVE / 6.MOONLIGHT / 7.ANOTHER HONEY MOON / 8.WHEN I WAS A BOY / 9.ANGELS LIKE THIS / 10.WHAT ELSE(NOTHING) / 11.TELL ME / 12.THREE MINUTE WARNING / 13.ISN'T THAT A DREAM

続いては((^^;)、ジョー・モランドのアルバムです。えっ、ジョー・モランドって誰だって?モランドの名前に聞き覚えがありませんか?...そう、これはバッドフィンガーのジョーイ・モランドのアルバムなのです。

ジョーイ・モランドとなると、なんか、現役でいてくれるだけでも嬉しく思いたくなりますが、こうして元気にアルバムをリリースしてくれました。(^^)

オープニングのM1は、ゴキゲンなポップ・ロックチューンです。ギター・リフは確かに「ジョンとヨーコのバラード」なんだけど、そんな事は彼ならば許しちゃいます。((^^;)

M2も、どこかで聴いたようなリフではあるのですが、ポップなメロディーが心地よいです。M3も、DのオープンコードのSUS4の音を効かせたおなじみのリフなんですけど、それでもいいと思わせてくれるのは彼の人柄でしょうか。

M4は、マイナー調のリフにアメリカン・テイストのメロディーという曲です。バックのオルガンが効いていますし、ギターのアルペジオがいかにもバッドフィンガー風で懐かしいです。

M5はゆったりとしたバラード調の曲です。ジョーイのヴォーカルがちょっとぶっきらぼうなのでわかりにくいのですが、地味ながらもいいメロディーの曲です。こういう感じもバッドフィンガーみたいですね。M6もスロー・テンポの曲です。繊細なメロディーの曲ですが、ジョーイが歌いきれていないのが残念ですね。

M7は、ちょっとお洒落な感じの曲ですね。バーのラウンジ風のピアノと弾けるリズムが面白いです。M8は、再びゆったりとした繊細なメロディーの曲です。曲自体は悪くないのですが、やっぱり彼のヴォーカルの弱さは気になりますね。

M9は、ハーモナイズド・ギターのイントロで始まるミッドテンポのロックン・ロールです。シンプルながらもポップなメロディーが心地よいですね。M10もミッド・テンポの曲です。繊細なAメロと思い切って歌い上げるサビという構成です。いい曲なんですが、ここでもジョーイが歌い切れていませんね。

M11は、軽快なポップ・チューンです。軽やかなメロディーは、ジョーイのヴォーカルとぴったりマッチしていますね。(^^)M12はロックン・ロールですね。こういうナンバーのほうが、ジョーイには合っているんじゃないかなと思えます。バッキングやギター・ソロのスライドギターもキマっていますね。演奏的にはこの曲がベストでしょうか。

ラストのM13は、淡々と歌い上げるような曲ですね。最後も静かな盛り上がりのままでフェイド・アウトしていきます。

全体的には、やっぱりジョーイのヴォーカルの弱さが気になりますね。アップテンポの曲ではそうでもないんですが、聴かせるタイプの曲になると、ちょっとつらい部分もあります。ポップ・センスは感じられるだけに惜しいところですね。

と言うことで、バッドフィンガーのファンの人以外にはオススメというわけにはいきませんけど、興味のある人は聴いてみてくださいね。

< THIS WAY UP / JOE MOLLAND / US / I.A. / CD1003 >


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