第138回 GO! / CHRIS VON SNEIDERN

1.BLINDED EYES / 2.LOSE YR MIND / 3.WHEN YOU'RE RIGHT / 4.TELL ME AGAIN / 5.ONE SIDE IN HEAVEN / 6.THRU THE MIRROR / 7.GOING BACK TO SEE / 8.CALLING OUT TO YOU / 9.GO! / 10.NORTH COUNTRY GIRL / 11.FOUR FIFTY ONE

クリス・フォン・シュナイダーンは、ずっと前にも紹介したことのあるアーティストです。

今回は、彼の96年の作品「GO!」です。前回紹介したアルバムも「ポップの極致」と言うべき楽曲が詰まっていたのですが、このアルバムにも、ポップな楽曲がもっとバンドっぽいアレンジになっています。

軽快なM1は、オープニングにふさわしい楽しい曲です。続くM2も、ポップなメロディーとコーラスがたまりません。彼の書くメロディーには独特の華やかさがあるのですが、この曲あたりではそれがよく出ています。間奏のハモンド風のオルガンも効いていますね。

ミッド・テンポのM3では、ワウワウを効かせたギターのバッキングとアメリカンな雰囲気のメロディーが秀逸です。M4は、メロディーが印象的なポップ・チューンです。弾けるようなベース・ラインもいい感じですね。個人的には、一番のお気に入りです。(^^)

3拍子と4拍子を組み合わせたM5では、リリカルなメロディーが際だっています。ブリティッシュ・ポップの匂いが漂ってくるようなファンタスティックな曲です。M6は、ちょっぴりハードなロック・ナンバーですね。最も、ロックと言っても、サビやミドル8のメロディーはやっぱり彼ならではのものですよ。

シンプルな音像のM7は、バンドっぽさを強調した感じに聞こえます。メロディーは、スクイーズのように微妙に繊細なBメロとポップで伸びやかなサビと必殺のメロディーのサビの対比が見事です。M8は、アメリカのシンガー・ソングライターっぽい雰囲気を持っていますね。

タイトル曲のM9は、ギターのリフが印象的ですが、ここでも伸びやかなAメロと変拍子のBメロとが見事な対比を成しています。サビの「チュチュチュ...」というコーラスもたまらなくいいですよ。客観的に見て、やっぱりベスト・トラックかな、これは。(^^)

M10は、6拍子のアコースティックなナンバーです。ギターの煌びやかな響きが印象的ですね。ラストのM11では、まるでポール・サイモンのようなギター・ワークを聴くことができます。でも、サビでの掛け合いのコーラスは凄くポップな感じがします。これもシンガー・ソングライター風の曲ですね。

ということで、このアルバムも、全曲捨て曲なしのいいアルバムだと思います。見かけたらぜひ聴いてみてくださいね〜。

< GO! / CHRIS VON SNEIDERN / US / MOD LANG / MOD LANG 003 >


ご感想とかご意見とかがありましたら、どしどしメールくださいね。