第136回 BLUE YONDER / PILOT

1.GET UP AND GO / 2.LIBRARY DOOR / 3.CREEPING 'ROUND AT MIDNIGHT / 4.ONE GOOD REASON / 5.THERE'S A PLACE / 6.I WONDER / 7.MONDAY TUESDAY / 8.TEN FEET TALL / 9.EVIL EYE / 10.WHEN THE SUN COMES / 11.HOLD ME

とうとう出ました!!あのパイロットの新作です!!....すみません、おもわず興奮してしまいました。(^^;でも、これはポップ・ファンには、本当にビッグで嬉しいニューズなのです。(^^)

正式リリースは8月(日本盤も出るけどね)なのですが、公式サイト限定の枚数限定早期販売がありまして、その分が今日、届いたのです。(^^)日本からの注文は僕が二人目ということで、デヴィッドの直筆サイン入りの生写真が一緒に送られてきました。しっかりと僕の名前が入っていますよ。そうそう、これを聴いたら、公式サイトに行ってメッセージを残さないといけないのです。あとで忘れずに行かなくちゃね。

さて、内容についてです。曲目を見てお気づきでしょうか?全11曲中の8曲は、権利の関係でCD化のめどさえたたない4枚目のアルバム「TWO'S A CROWD」に収められていた曲のリ・レコーディング・ヴァージョンです(M1-5、M7-9)。そして新曲が2曲(M6,M10)。そして最後はライヴ・テイクを1曲です。4枚目のアルバムの素晴らしさはこのコーナーでもずいぶん前に書きましたが、こうして再録ヴァージョンがCDとなることで、珠玉の名曲達が簡単に聴けるようになるのは、本当に素敵なことです。(^^)

さて、CDをトレーに載せましょう。流れてきたM1のイントロは、オリジナル・ヴァージョンに比べると少し勢い(「若さ」と言うべきかな?)が少なくなっているように聞こえますが、曲全体にしっとりとした落ち着きが加わって、本当にポップで心地よい音になっています。基本的には、オリジナルのアレンジを尊重した造りですね。そして、なによりも、デヴィッドのヴォーカルが、ホント、あの頃のままなのです。当時に比べると歌声に若干の落ち着きが加わっているものの、それはいい方向に作用していますし、デヴィッドのこのヴォーカルがきこえてくると「ああ、パイロットの歌だぁ」と、胸が熱くなってきます。M1〜M5については、本当に言うことがありません。いい曲が素敵なサウンドに乗って送り届けられてきますよ。

M6は最初の新曲です。リリカルなピアノのイントロで始まるバラードです。落ち着いた繊細なメロディーが美しい曲です。アレンジも、曲に合わせるように繊細な味わいを添えていますね。少し地味目ではありますが、本当に素晴らしい曲です、うん。4枚目のレコードを持っている人は、まず、この曲を聴いてみるのもいいかな?きっと、お気に入りの一つに加わると思いますよ。(^^)

M7は、僕がパイロットの曲の中で一番好きなナンバーです。ここでは、オリジナル・ヴァージョンよりも落ち着きを増してメロディーを聴かせるアレンジになっていますね。う〜ん、これはオリジナルのほうがいいなあと感じます。ちょっと間延びしているようで不満ですね。でも、M8とM9がその気持ちを和らげてくれました。M9に関しては、オリジナルとこのヴァージョンとで、それぞれ持ち味が違っていて、なかなか面白かったですね。イアンのギター・ソロは今回のほうがより長く楽しめますよ。(^^)

M10は、2曲目の新曲です。こちらは、ミッド・テンポのポップ・チューンですね。全盛期の突っ走るようなパワーこそありませんが、パイロットならではの「あの」手拍子も加わって、「どうだい、これが21世紀のパイロットのサウンドだぜ」って声が聞こえてくるような気がします。(^^;いい曲ですね。

M11は75年のライヴ・テイクです。おそらく、ビルに捧げる意味での収録だと思います。ファンキーな曲ですが、ここには旬のアーティストならではのパワーと熱気が存在しています。スタジオ録音の部分が、熟練した職人芸ポップという趣だっただけに、本当に対照的ですね。本当にいい演奏です。ギターとキーボードの掛け合い風のソロなんて泣けるくらいに素晴らしいですよ。パイロットが、当時ライヴ・アルバムを残していないのは本当に悔やまれますね。こうして音源があるのだから、未発表ライヴ・アルバムをリリースしてくれないかな?って思っちゃいました。

ということで、パイロットの新曲が聴けるということだけでも充分にこのCDの価値はあると思います。でも、やはり、全曲新曲でのフル・アルバムを聴きたいと思うのは、間違いなく、僕だけではないでしょう。パイロットの再結成が次のアルバムに続いていくように、しっかりと応援していきましょうね。彼ら自身も、このアルバムはパイロットの沢山の新しいプロジェクトの最初の1枚だよと言ってくれているのですから。(^^)

では、今日はこれくらいで。

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