第125回 SOUND ON SOUND / BEAGLE

1.AND SO IT GOES / 2.THE THINGS THAT WE SAY / 3.A DIFFERENT SUNDAY / 4.EVERYTHING WILL WORK OUT AGAIN / 5.TURN YOUR HEAD AROUND / 6.THIS TIME / 7.WORLD WITHIN YOU / 8.SLOW DOWN / 9.SUIT OF ARMOUR / 10.BETWEEN ME AND YOU

そこのあなた、ジャケットの写真を見て「あっ、可愛い!」と思いましたか??このジャケットからどんな音を想像しますか? 

今回紹介するのは、スゥエーデンのポップ・バンドのビーグルです。このアルバムは92年の発売なのですが、僕は最近知りました。知人に「これ、絶対にいいから、聴いてみて!」と言われて探し出したものですが、聴いてびっくり、ジャケットのイメージ通りのファンタスティックなポップ・チューンがぎゅうぎゅうに詰まっていたのです。

いきなり犬(ビーグル?)のような声に続いて、バンジョーの弾む音が響いてきます。オープニングのM1は、そんな感じの本当に楽しい曲です。コーラスも素晴らしいし、サビではちゃんと胸キュンのメロディーを用意してくれているし、文句なしですね。(^^) M2は、ちょっとゆったりと幻想的な感じで始まります。でも、サビになると、一転してキュートなメロディーと弾んだリズムへと変わる展開が素晴らしいですね。ヴァースのちょっとスクイーズみたいな雰囲気との対比が見事です。これもいい曲やなぁ。 

M3はストリングを配し、まるで70年代中期のアメリカン・ポップスのような曲想で始まります。必殺のメロディーはないものの、これもポップないい曲ですね。(^^)M4は、ちょっと軽めのリズムにポール風のメロディーがハマっていますね。ギターのカッティングの中でのオルガンやシタールの音が効果的です。サビでは一気に盛り上がって、ついたり離れたりするコーラス・ワークも最高ですね。(^^)

M5はアコギのアルペジオとアコーディオンにのって伸びやかに唄われるバラードです。少し長目の曲ですが、徐々に盛り上がっていく展開がいいですね。M6は、ちょっとリズムを表に出した曲です。アルバムの中でも少数派のマイナー調の曲です。ここではオルガンの音が印象的ですね。間奏のロックン・ブギー風の展開も面白いですよ。

アコーディオンが印象的なM7ですが、伸び伸びとしたメロディーからリズミックな中間部を経て、また伸びやかに唄われるという展開です。M8は、キーボードとコーラスでちょっとゴスペル風味に始まりますが、曲に入るとずいぶんロックっぽい展開を示してくれます。

M9は、60年代風のビートと唸りまくるベースが印象的な曲ですね。そして、ちょっと曲想の違う2種類の展開部を挟み込んだ構成も見事です。良くできた楽しい曲ですね。(^^) アルバムのラストを飾るM10は、ミッド・テンポでじっくりと聴かせてくれます。ミドル8から後半にかけての盛り上げ方もいいし、終わり方としてはちょっと地味かも知れませんが、余韻を残す終わり方だと思います。 

全体的には、ドラムやギターやベースやキーボードという基本的な楽器の音の中にまぶされている、バンジョーやアコーディオンなどの楽器が凄くいい効果を上げていると思います。楽曲もすこぶるポップで、聴いていて心から明るく楽しくさせてくれるアルバムですね。ポップ・フリークなら必聴ですよ〜。

ということで、以下次回へ。(^^;

< SOUND ON SOUND / BEAGLE / GER / POLAR / 517 098-2 >


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