第122回 THE ROSWELLS / THE ROSWELLS

1.LIKE IT THIS WAY / 2.WHAT'S GOING ON? / 3.C'MON C'MON / 4.SPARKLE / 5.SEA OF TRANQUILITY / 6.YELLOW MEANS YES / 7.FOUL WEATHER FRIEND / 8.NEVER SAY NEVER / 9.HEAVEN KNOWS / 10.LYING ON THE GRASS / 11.EYES WIDE OPEN / 12.PAIR OF GREEN EYES / 13.TELL HER PLEASE / 14.FELL TO EARTH

さて、今回紹介するのはカナダのポップ・バンドのロズウェルズです。バンドについての詳しいことは知らないのですが、このCDは1996年の発売のようで、過去3年間で書かれた曲が収められているようですので、ファーストアルバムになるんじゃないかなと思いますけどね。

生々しい音のナチュラル・ディストーション・ギターのカッティングに続いて、ドラムがリズムを叩きだし、アルバムは幕を開けます。サビのキャッチーなメロディーとコーラス、そしてこれまたキャッチーなギターのフレーズが耳に飛び込んできました。いかにもパワー・ポップ・バンドというオープニング曲ですね。(^^) M2は、元気なコーラスから始まりますね。サウンド的には粗い所も多いし、ギター・ソロもたどたどしいのだけど、何故か耳を捉えて離さない音ですね。まあ、楽曲がいいという、最大の長所があるからなんでしょうけどね。

M3は、とてもキャッチーな楽曲です。始まりはそうでもないですが、サビになると、ポップなコーラスが大爆発です。(^^)ミドル8の切ないメロディーもバッチリで、アルバム中でも屈指の曲ですね。で、曲の終わり方はラズベリーズのゴー・オール・ザ・ウェイ風なんですから、文句なしです。

アコギのゆったりとした刻みで始まるM4は、唄もゆったりと聴かせるタイプの曲でした。 M5は、アコギのマイナー調のギター・カッティングで始まります。どことなくフリートウッド・マックみたいな感じのするサウンドですね。サビのコーラスは、やっぱりビートルズでしょうね。ちょっと辛口のかっこいい曲です。

M6では、イントロでのエレキのアルペジオに「おやっ?」と思わされます。でも、ドラムが入り、唄が入ると、いかにもギターポップだよってサウンドになりますね。美しいコーラスも見事です。 M7は、典型的なアメリカン・パワー・ポップですね。メロディーも良くできています。どことなくチープトリックかな?

パイパーの「彼女は恋人」みたいなイントロのM8(アナログならB面の1曲目ですね)は、またまたシングル向きのポップ・チューンです。爽やかなメロディーと、印象的なサビのコーラスが心地よいですね。(^^) ジョージ風のスライド・ギターのイントロのM9は、ミッド・テンポのナンバーです。唄のメロディーは、ジョン・レノンみたいですね。(唄自体はそんなにうまくはないけどさ。(^^;)地味だけど、佳曲だと思います。

M10は、再びアメリカン・テイストのナンバーです。カントリー風味のスティール・ギターが耳に残ります。 M11は、60年代アメリカン・ポップ風の曲ですね。モンキーズの恋の終列車とかビートルズのラバー・ソウルとかを彷彿させるアレンジですね。サイケだよ。(笑)

M12は、ベースラインの印象的なナンバーですね。この曲も、チープトリックみたいな印象を受けます。(サビとかは特にね。)でも、コーラス・アレンジも凝っていて、アルバム中でも屈指のできになっています。 ロック調のハード・ポップ・ナンバーのM13も、なかなかカッコいい曲ですね。メロディーにもうひと工夫ほしいところですけどね。

ラストのM14は、オーソドックスにバラード・ナンバーですね。コーラスはバッドフィンガー(アイビーズ)のバラード曲を彷彿させてくれますね。間奏のギター・ソロもバッドフィンガーですね。(^^)アルバムは、こうして静かな盛り上がりで幕を閉じるのでした。

全体的には、やはり良くも悪くも若いバンドだなぁって印象です。もう一皮むけると凄いバンドになりそうなんですけどね。でも、彼らの持つポップ・センスは間違いなく本物ですし、このアルバムも良くできたポップアルバムだと思いますよ。ところで、ROSWELLってなあに??(^^;

では、また次回に。

< THE ROSWELLS / THE ROSWELLS / CANADA / TDR / TDR90940 >


ご感想とかご意見とかがありましたら、どしどしメールくださいね。