第110回 OOPARTS / 永井ルイ

1.WE ARE "ROCK AND ROLL" / 2.LOOKIN' FOR SWEET LOVE / 3.WORLD TURNING / 4.CONFUSION / 5.ATLANTIC / 6.JUST ONE LIFE / 7.NEVER ENDING TRUE STORY

さて、ここでも2回目の登場の「ブリティッシュ・ポップの職人」(まだ言ってるよ。>自分(^^;)永井ルイのニューアルバムの到着です。ストレンジデイズレーベルからは、前にもバンド名義のアルバムが出ていましたが、今回ははじめてのソロ名義のアルバムになるということですね。バンド名義のアルバムでは、まるでユートピアかELOかというサウンドを聴かせてくれていたんですが、ここではどんな音になっているのでしょう?そういう期待いっぱいでアルバムに針を落としました。(CDだけどさ。)

M1は、タイトルから連想される通り、クイーン・サウンドですね。(^^)これを全部ひとりで演っちゃうんだから、凄いですよ。で、曲が突然に切れたかと思うと、アコギのアルペジオとコーラスが流れてきます。M2は思いっきりポップなナンバーですね。弾けまくっているベース・ラインがポールばりにカッコいいですし、ミドル8でのコーラスも見事です。ユートピアや(間奏のギターは)カーズみたいな匂いがします。

SEで始まるM3は、(基本はELOだけど、)ちょっぴりプログレっぽい味付けもあるバラード・ナンバーですね。サビのコーラスのあたりがグッときますね。凄くいい曲です、うん。同じくSEで始まるM4ですが、これもカッコいいですねぇ。スレイド...じゃなくてスウィートかな?「売れ!売れ!ポップ」の方法論総出演((^^;)のチープでグラマラスなポップ・チューンですね。いっしょにイーアイイーアイオーって唄えそうです。(^^;

M5では、またじっくりとバラードを聴かせてくれます。コーラスはお得意のクイーンですが、サウンドはクラートゥあたりかな?いろんな隠し味を散りばめたサウンド造りになっていますね。M6はモダンな(死語か?)ロック・チューンですね。クイーンの小品をちょっとセイラーと化学反応させて発展させたらこうなっちゃいましたって感じの曲です。(^^;ラストのファルセットあたりはラムかなぁ??

SEからレコードのノイズにのって始まる組曲のM7は、アコギのつま弾きの美しい曲ですね。で、曲はポールからバッドフィンガーへと発展していきます。で、次は弾けるポップ・チューンですね。スレイドとクイーンの結合型ですかぁ?で、曲は最初のパートに戻ります。そして、今後に余韻を残さないよう、最後はSEで終わりを締めるのです。「じゃ、また次回に」って感じなのかな?

さすがに永井さんの作るサウンドは万華鏡のようで、ブリティッシュ・ポップ・フリークにはたまらないですよね。今の日本には、こんなサウンドを作っている人は他にはいないでしょうし、(それをリリースするレーベルも他にないでしょうし、)売れてほしいなって思えるアルバムです。

それじゃ、また次回に。

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