第94回 TOY PLANE / DAVID GRAHAME

1.TOY PLANE / 2.EACH FIRST KISS / 3.THE RUT / 4.MAYBE IT'S JUST NOT MY DAY / 5.STEADY THING / 6.LOSIN' A LOVE LIKE ME / 7.SONG EQUALS HOUSE / 8.ME & MY FRIEND / 9.WE'RE PAST ALL THAT / 10.TOY PLANE(insturumental) / 11.EVERYDAY / 12.TRY LOVE / 13.no titled

さて、今回もDAVID GRAHAMEの登場です。このアルバムは1998年の作品で、彼のファーストアルバムになるようですね。

でも、今、手元にあるのはCDRなのです。ジャケットを見ると、本当に印刷されたもののようですし、おそらく最初からCDRだったと思えるんですけどね。 前々回に紹介したアルバムは、サーチエンジンで探してもヒットしなかったのですが、このアルバムのほうは何件かのページがヒットしました。このCDをレビューしているページ(こちら)に載っているジャケットは白黒の解説入りのもので、僕が手にしているものと同じでした。

で、今回写真に使っているカラーのジャケットは、このアルバムをMP3の形で販売(1曲99セント、アルバムで8ドル99セントですけどね)しているページ(こちら)に載っていた画像です。もしかしたら、アルバム単位で注文した時に、CDRのフォーマットも可能だったのかもしれませんね。(日本でも、曲単位で買って直にMDに録音できたりするでしょ。)前々回のアルバム(こっちは普通のCDです)にもCD番号がありませんでしたし、インディーズの自主制作に近いレーベルのものである可能性が高そうです。

M1は小曲ですが、まるで印象派みたいなピアノにポール風のメロディーとオーソドックスなギターが重ねられた曲です。短いけど、本当に素敵なメロディーですよ。

イントロのカウベルが印象的なM2は、ミッド・テンポのロックン・ロールで、M3は12弦ギターの響きを活かしたパワー・ポップです。M4では、ギターの響きにネオアコ系の影響も感じられます。(曲自体はクラウデッド・ハウス風なんですけどね。)

M5も弾けるようなパワー・ポップ・チューンですが、タンバリンの音とウイングスみたいなコーラスが印象的です。M6は、ミッド・テンポのバラードですね。ちょっと地味ですけれども、カントリー・風味もあります。

M7はキュートなメロディーのウイングス風バラードです。地味ながらも美しいメロディーのポール調の佳曲ですよ。個人的好みで言えば、これが「一押し」ですね。

M8は、ややアップテンポですが、アコギの響きが美しい曲です。続くM9でも、アコギのアルペジオが印象的です。リリカルなピアノも凄く効いていて、ホントに良くできた曲です。M10は、M1のインストゥルメンタル・ヴァージョンです。イージー・リスニング風ですね。M11は、ギターとパーカッションをバックにして、シンプルに唄われています。とても暖かい曲ですね。

M12はボーナス・トラック扱いなのですが、これがまたゴキゲンなロックン・ロールです。感じで言うと、ポールがギグの最後に「ルシール」で一発キメるというところでしょうか。(^^)ラストのM13は、あっという間に終わってしまうのがもったいないくらい、軽快なメロディーの曲です。ボーナストラックの後の、クレジットもないおまけ扱いですから、仕方ないのかなぁ?

全体的に見て、ビートルズやポールへのオマージュは(M7を除いて)まだそんなに前面には打ち出されていません。ギター・フレーズやメロディーの一部にちょこちょこと顔を覗かせてはいますけどね。(^^)オーソドックスに90年代アメリカのパワー・ポップ派のバンドのような音です。

興味のある人は、とりあえず、ホームページのほうを覗いてみてくださいね。

< TOY PLANE / DAVID GRAHAME / US / DOG TURNER / no numbers >


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