第89回 OLA! OLA! OLA!/ハムスター倶楽部ソング・コレクション・アルバム

 1.LUCKEY STAR / 2.前を向いて / 3.I'M ALONE / 4.TRICKSTAR / 5.ミラクル・ワンダーランド / 6.FANTASY WHEEL / 7.MAKE MY DAY! / 8.GOOD NIGHT / 9.今日もアリガトウ / 10.JUNGLE RIDE / 11.ANGRY-HUNGRY / 12.こぼれ落ちる星空 / 13.SHINE, DAY LIGHT / 14.DREAM SKY / 15.シャングリラ・シンデレラ / 16.KI-LA

今回は、久しぶりにアニメのイメージ・アルバム(サントラ)です。でも、ご察しの通り、ただのサントラではありません。全曲にわたった、あの「ブリティッシュ・ポップの職人」(僕が今、勝手につけたんだけどね。(^^;)永井ルイが手がけているのです。

永井さんと言えば、ストレンジデイズ・レーベルの2枚目のCDとしてミニアルバムがリリースされていることはご存知だと思います。そのアルバムでは、まるでELOかユートピアばりの、めくりめくポップの世界が展開されていました。本当なら、そのアルバムから紹介すべきだったのかもしれませんけどね。

で、今回は人気アニメ「ハムスター倶楽部」がらみのCDということで、メジャーのコロンビアからのリリースになります。たぶん、アニメの人気にあやかって((^^;)結構売れるのではないかと思えるのですが、経緯はどうであれ、永井さんの音楽が多くの人に聴かれることは、喜ばしいことだと思います。

参加しているヴォーカリストは、なかなか多種多様の趣を示していますが、全体に流れる永井さんのポップ・センスが、このアルバムをとびっきりのポップ・アルバムにまとめ上げています。構成的には、M4,M6,M8,M10,M12,M16が、サントラ風の小品で、残りが普通の唄モノになっています。

番組でもオープニング・テーマのM1は、突き抜けたパワー・ポップ・チューンになっています。ピーターズのキャンディー・ガールみたいな(ちとこじつけすぎですが)Aメロから、思いっきりポップなサウンドが爆発しています。最初はユートピアの音が念頭に浮かんだのですが、途中で10CCが出てくるあたりは、思わずにんまりなのです、うん。

M2は、めくりめくクイーン・サウンド(+スパイスに10CCを少し)で届けられ、M3はバグルズ(+スパイスにELOを少し)みたいなサウンドのポップ・チューンです。もうここまでで、ポップ・フリークならばこのアルバムにハマること間違いなしですね。(^^)

M5では、永井さん自身のヴォーカルが聴かれます。曲想は、完全にビートルズですね。ピカサ風のサウンドでもあります。そしてM7。この見事な曲構成とアレンジは、完璧にデス・オン・ツゥー・レッグスですね。(^^)歌い方もフレディーを意識してるし、コーラスもギター・サウンドも完璧にクイーンだし、もう最高!!

M9は、ユートピア+ELOっつー感じの、ほのぼのポップ・チューンです。M11では、アコースティックなイントロから一転、ハードに曲想が変化して行きます。サビでは、HMのフレーズも入り、全力疾走という感じですね。歌い方やメロディーは、なんとなくユニコーンみたいな印象も受けます。

M13は、珠玉のバラードですね。どことなく、イギリスのシンガー・ソングライターの作風みたいです。(ピカサでの伊豆田さんの曲によく似た感じですね。)M14は、M1と同様に、めくりめくポップ・サウンド−ユートピア風味−という曲ですね。番組のエンディング・テーマだそうですが、今時の子ども達は、小さい頃からこんなサウンドを耳にして育っていくことができるのだから、幸せですよね。(^^)

アルバムはまだ終わらず、さらにM15が待っています。ELO風(ちと毒気はないけれどね)のさわやかなポップ・チューンですね。歌唱自体の拙さはともかくも、最高の楽曲ですよね。(^^)この曲の余韻を噛みしめるように、ラストのオルゴール仕立てのM16でアルバムは幕を閉じます。

ということで、このアルバムも、アニメ系という先入観を捨てて聴いてみてくださいね。(^^)内容のポップ&マニアック度は、絶対保証いたしますです〜。(^^)

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