第81回  ODD FELLOWS / SPONGETONES

 1.YOU'LL COME RUNNIN' BACK / 2.BOY MEETS GIRL / 3.ON THE WINGS OF A NIGHTINGALE / 4.DARK BROWN EYES / 5.MARCH OF THE CREAMING BEEZERS / 6.EYEDOAN GEDDIT / 7.TOO MUCH TALK / 8.BLACK AND WHITE / 9.HOME / 10.NIGHTSONG / 11.A LOVE SONG FOR MRS PARKER / 12.MUCH TOO SLOW

今回は、スポンジトーンズの新作の紹介です。スポンジトーンズのことは、このコーナーでも前に紹介しましたが、ホントに「ビートルズ命」の人たちなのです。このアルバムは、前作からは5年ぶりだとのことですが、彼らのポリシー「アメリカ生まれのマージー・ビート」は健在なのです。(^^)

M1は、ハーモニカの音の印象的な、マイナー調のせつない曲です。解説では「タックスマン」を引き合いに出していますが、全然別の印象の曲ですね。ヤードバーズとかアートウッズとかマイナーの曲でのホリーズみたいな感じがします。

M2はミッド・テンポの曲で、ゴキゲンなコーラスが聴かれます。チープ・トリックが演ったら凄く似合いそうな曲ですね。M3は、エヴェリー・ブラザーズのカバーで、ポール・マッカートニーのペンになる曲です。ジョージ風のスライドギターをフィーチャーした軽快な曲です。

M4は、アルバム中で最もマッカートニー・テイストのメロディーの曲です。もしかしたら、初期のエリック・カルメンに近いと思う人もいるかもしれませんけどね。メロディー、コーラス共に最高の仕上がりです。M5はどことなく懐かしい感じのインスト・ナンバーです。(ま、お色直しの時間ってところでしょうか。(^^;)

M6は、ビートの効いたロック・ナンバーです。この曲あたりは、なんとなくナックみたいな感じですね。ライヴ受けしそうな曲です。M7は、またまた軽快なポップ・チューンです。アルバム中で一番ビートルズの香りがする曲ですね。

「つなぎ」みたいなインストの小品M8を挟んで、M9はアコギの刻みの印象的な曲です。ここでもジョージ風のスライドギターが効果的です。ポールの小品みたいな感じですね。M10もアコギの刻みが特徴的なミッド・テンポのロック・ナンバーです。

M11ではずいぶん曲想が変わり、アメリカンな香りを漂わせる(初期ワーナー時代の)バッドフィンガー風の曲です。で、ラストのM12は、ギターリフのカッコいいロック・ナンバーです。この曲あたりは、60年代のイメージからはずいぶん遠くなり、80年代の香りもしてきますね。

ということで、全12曲とも、ポップな(、しかし全然堅苦しくない)音がぎっしりと詰まっているのです。曲のあちこちに60年代を中心にしたポップなフレイバーを散りばめてね。(^^)

前に紹介した「OH YEAH!」ほどの勢いはないかもしれませんが、安心して聴ける1枚です。

< ODD FELLOWS / SPONGE TONES /JPN / SONY / SRCS-2318 >


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