第59回 DRESSED TO DROWNING / SAILOR

SIDE A : 1.DANGER ON THE TITANIC / 2.DON'T SEND FLOWERS / 3.PRIVATE EYE / 4.DON'T LOOK A GIFT HORSE

SIDE B : 1.RUNAWAY / 2.HAT CHECK GIRL / 3.PEARL HARBOR / 4.STARLIGHT / 5.WHO WILL STOP THE RAIN

 前回から、一月近く開いてしまいました。その間に、ニッチなアルバムを(3枚1000円コーナーで)36枚ほど買ったりしたので、書くべきネタ(レコード)が多すぎて、逆にどうしていいのか迷っていました。(^^;

 ということで、今日はセイラーの6枚目のアルバムです。写真に写っている4人が当時のメンバーでしょう。参加メンバーは、ゲストを含めると GAVIN DAVID, VIRGINIA DAVID, HENRY MARSH, PHILIP PICKETT, J.W.G., JAMES STROUD, WAYNE TARNOWSKI という顔ぶれです。

 このアルバムは、はっきり言って、セイラーが超大好きだという人にはあまりお勧めできません。(^^; というのが、セイラーの持っていた、あの毒々しさが、ここでは完全に薄らいでいるのです。A1のメロディーラインや、B3の出だしのの東洋風の音遣いにその片鱗は伺えるものの、ここではかなり聴きやすいポップな音づくりになっています。そのおかげで、個人的には、傑作と言われる3枚目や、混迷の見える4枚目よりも、ずっとずっとお気に入りなのですけどね。(さすがに、ヨーロッパのみ発売の5枚目は持ってないですけどね。)

 A1は、いかにもブリティッシュ風の楽曲で、独特のメロディー・ラインが印象的な曲です。A2は、ちょっとアメリカンなメロディーにはメリハリがないけど、落ち着いた曲ですね。A3は、僕のお気に入りの曲のひとつなのですが、ちょっと小粋で洒落たポップ・チューンです。ブリティッシュ風のメロディーがいいんだな、うん。(^^)A面の最後を飾るのは、やっぱり素敵なポップ・チューンですね。さりげなく後で鳴っているキーボードが耳に残ります。

 B1は、ミッド・テンポのロックン・ロールですね。アメリカン・ロックっぽいメロディーとアレンジの曲です。アメリカのチャートを意識した曲なのかなあ?B2は、ジャッズッぽいアレンジ(というか、ほとんどジャズ)の、ピアノの弾き語り曲です。美しいハーモニーが見事です。B3は、東洋風の出だしから一転して、ディスコっぽい感じの曲になります。でも、サビのところはいかにもブリティッシュというアレンジで、何とも不思議な曲です。マリンバが印象的ですけどね。

 B4は、どことなくパイロットの曲のような感じもする、美しいバラード・ナンバーです。アルバム中のベスト・トラックと言えるでしょうね。これも僕のお気に入りの曲です。アルバムの最後は、またまたパイロット風サウンドの、アップ・テンポのポップ・チューンです。どことなく、アメリカン・ポップの香りもしますけどね。

 ということで、熱烈なセイラー・ファンよりも、ポップな曲のファンの人にオススメのアルバムだと思います。特に、B面の後半はいいですよ〜。(^^)

< DRESSED TO DROWNING / SAILOR / US / CARIBOU / CRB-84534 >


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