第51回 ABOUT FACE / FACE DANCER

SIDE A : 1.MY GIRL / 2.FOREVER BEACH / 3.TREAT ME RIGHT / 4.PAMELA / 5.I WON'T LET YOU GO

SIDE B : 1.SHAKIN' IT / 2.GOTTA GET OUT / 3.EVERYTIME WE KISS / 4.TO BE A AMAN / 5.THE 60'S NEVER DIED

 前回書き忘れたのだけど、前回のハッシュも、このフェイス・ダンサーも、LPバーゲンコーナーでジャケ買いしたものです。(ハッシュの場合は、正確に言うと裏ジャケ買いだけど(^^;)で、このアルバムですが、ジャケット(のメンバーの顔)を見た時に、音のイメージが浮かんできました。で、即買いしたんですけど、部屋に帰ってから針を下ろすと、予想通りのアメリカン・ポップ・ロック(パワー・ポップ)のサウンドが耳に飛び込んできました。(^^)

 アルバムは、最初からポップなギター・フレーズをフィーチャーしたナンバーが続きます。A1はオープニングにふさわしく、ギターもメロディーも明るく弾けています。ギターは間奏でも頑張って弾きまくってますよ。A2は、某アメリカン産業ロックバンドみたいなコーラスで始まるのですが、演奏に入ると、ちゃんとパワー・ポップに戻ります。ふう。(^^;A3のミッド・テンポのロック・ナンバーで雰囲気を変えた後、続く2曲は、またギターの刻みで盛り上げるポップ・ナンバーです。

 B1はギターのリフの印象的な曲です。ギター・ソロもキャッチーで、シングル向きの曲ですね。B2は落ち着いたピアノで始まる、アルバムの中でもちょっと曲想の変わった曲です。一番ブリティッシュっぽい香りがするし、こんな曲がA面にもあれば、アルバム全体も締まってくるのになって思いますね。(まあ、アメリカのバンドだから、そこまでは望めないかな?)B3は、アルバム中で一番印象的なメロディー・ラインの曲です。B4はギターのアルペジオが心地よい静かなバラードです。じっくり聴かせるいい曲ですね。僕も一番好きですし、ベスト・トラックと言えるでしょう。

 B5は、ある意味ではこのアルバムのハイライトでしょう。凄くポップなサウンドにのって、60年代(ビートルズ)へのオマージュを歌い上げています。ラストの部分では、ビートルズ・ナンバーも何曲か出てきますよ。(A HARD DAY'S NIGHT, PLEASE PLEASE ME, SHE LOVES YOU, LOVE ME DO, DAY TRIPPERの5曲です。)

 A面とB面で全然印象が違うんだけど、全体的には、美味しいポップなメロディーとギターを前面に押し出したサウンドってことですね。B面のほうは、楽曲の変化もあり、よく出来ていると思います。でも、A面は、悪くはないのだけど、楽曲の変化も少なく、単調で、聴いてるとあきてくる部分が感じられるのが残念です。B面のクオリティーでアルバム全体を通せれば、きっともっといいアルバムになってたんでしょうけどね。

 それでは、今回はこのへんで。

< ABOUT FACE / FACE DANCER / US / EMI / ST-12082>


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