第50回 HUSH / HUSH

SIDE A : 1.WHO HOLDS THE LIGHT / 2.EVER SINCE THE BEGINNING / 3.THE JOURNEY / 4.ROCK AND ROLL BABIES / 5.GOT TO KEEP THE MUSIC ALIVE

SIDE B : 1.LIES / 2.WORDS / 3.HOLLYWOOD

 今日はハッシュのデビュー・アルバムです。ハッシュというバンドはアメリカのバンドなんですが、中心人物になるキーボードとベースの二人は、もともとはプログレのバンドをやっていたそうです。そんなわけで、このアルバムでも、ポップなメロディーとともに、インストゥルメンタル・パートでのキーボードは凄く印象的なのです。

 アルバムは、ファースト・シングルのA1で幕を開けます。ラズベリーズ(でも、エリック・カルメンではない)を彷彿させるポップなメロディーとコーラスにプログレ風のキーボードの間奏と、なんとも不思議なポップなサウンドになっています。この曲がなかったら、僕もきっとここでは取り上げなかったでしょうね。文句なしのベスト・トラックです。(^^)

 続くA2は、ちょっぴりハードなアメリカン・ロックで、ギターのソロも印象的です。でも、メロディーはイマイチかな。A3は、アコースティックなバラードです。美しいアレンジで淡々と盛り上げる佳曲ですね。A4は、アルバム中で一番のロックン・ロール・ナンバーで、間奏のハーモニー・ツインが見事です。A5は、プログレっぽいアレンジのロック・ナンバーですが、サビのメロディーは印象的です。

 B面に移ると、演奏はずいぶんとプログレ色を強くします。B1は、ギター・リフで構築するロック・ナンバーですが、一転、サビのところではポップなコーラスワークをみせてくれます。でも、間奏は、完全にプログレなんですよ。キーボード・ソロなんて、気分はグレッグ・ジェフリアって感じですね。(^^)

 B2も、アコギとピアノのイントロが印象的なバラード・ナンバーです。サビは哀愁のメロディー&ハーモニーという趣で、個人的には一番好きなタイプの曲です。で、最後のB3は、13分を越える大作となっており、完全にプログレ風の展開で演奏を聴かせる曲になっています。メロディーだけ取り出すと、結構ポップなんですけどね。(^^;

 という風にアルバム1枚を聴き終わりました。全体としては、決してポップ・アルバムではなく、ロック・アルバムとしてとらえるべき1枚でしょうね。でも、A1だけ(個人的にはB2もだけどね)は、ポップ・ナンバーとしてきらきら輝いているのです。

< HUSH / HUSH / JPN / SMS / SP25-5001>


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