第47回 SEND A LITTLE LOVE MY WAY / FLYER

SIDE A: 1.SEND A LITTLE LOVE MY WAY / 2.NATALIE / 3.TURN OUT THE LIGHTS / 4.JUST CAN'T TAKE IT / 5.JUST ONE MORE TIME

SIDE B: 1.THE ONLY GAME IN TOWN / 2.SAY YOU LOVE ME / 3.GOOD LOVE / 4.LETTIN' YOU GO / 5.LET IT HAPPEN TO YOU

 さて、今回もまたまたバーゲン・コーナーでジャケ買い(実は、裏ジャケだけどね。)したものです。先週末に東京に行った時、300〜500円コーナーで4枚ほど抜いた中の1枚なんですけどね。(残りの中の1枚が、前に書いたゴードン・マイケルズの日本盤で、あとは、サッド・カフェの6枚目と、SPINETTAという人のアルバムでした。)

 このバンドのことも僕は知りませんでした。解説を読むと、彼らはアメリカのバンドで、イーグルスやバッファロー・スプリングフィールドやビートルズなどが引き合いに出されていて、ゲストでジェフ・ポーカロやデビッド・ペイチが参加しています。でも、レコードに針を落とすと、予想以上というか、予想外のすごくポップなサウンドが耳に飛び込んできました。彼らの音から即座に頭に浮かんだのが(浮かんだ順番に言うと)、バッドフィンガー、パイロット、ラズベリーズ、B.C.R.というバンドたちでした。

 タイトル曲のA1ですが、バッドフィンガーとパイロットを足したような、ゴキゲンなポップ・チューンです。(解説で初期イーグルスが引き合いに出されている理由が全く理解できないですよ〜。(^^;)これはブリティッシュ・ポップ通にもオススメの曲です。続くA2(フリオ・イグレシアスとは無関係ですが)は、ラズベリーズの軽めのロックン・ロールを彷彿させる曲です。これもポップでゴキゲンなメロディーを持っています。僕の一番のお気に入りです。A3は、ストリングスの印象的な曲で、ビートルズの影響の強い曲です。メロディーも綺麗です。A4も、軽めのロックン・ロールで、ラズベリーズ+バッドフィンガーという趣の曲です。A面ラストはオーバーナイトセンセーションみたいなピアノで始まる、ちょっとアメリカっぽいバラード・ナンバーです。コーラスとギターの入り方は、B.C.R.の「風のストレンジャー」(馬鹿にせずに聴いてみてくださいね。いいアルバムですよ。)のようです。

 B1はアルバム中で一番アメリカン・テイストの強いバラード曲です。(アメリカとは無関係ですけどね。)B2(フリートウッド・マックとは無関係)も、軽めのロックン・ロールです。メインはラズベリーズで、間奏のギターがバッドフィンガーしてますね。ちょっとAORっぽいメロディーの曲です。B3はミッド・テンポの美しい曲です。ストリングスのアレンジも見事です。こうして聴いてみると、彼らはこういった軽めのロックン・ロール風味のポップ・チューンが得意なんでしょうね。B4は、バッキングリフをキーボードに置き換えたラズベリーズという感じの曲です。バック・コーラスがゴキゲンで、これで手拍子が入れば最高なんだけどな〜。(^^)ラストのB5は、ビートルズの影響の強い曲です。ドラムのサウンドもそれっぽいですし、いろんな楽器が次々に入ってくる様子も、中期のビートルズっぽさがぷんぷんですね。ラストにはバグパイプまで入ってますよ。(^^)

 ということで、ホントに良くできたポップ・アルバムだと思います。ただ、前出のバンドたちの印象が強くて、彼らならではの「売り」の部分が薄いのが残念ですね。(まあ、それが売れなかった理由でしょうけれども。)でもね、聴いているとホントに素敵な気分になれるアルバムなんですよ。(^^)みんなも、バーゲン・コーナーで探してみてくださいね。

< SEND A LITTLE LOVE MY WAY / FLYER / JPN / VICTOR / VIP-6704 >


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