第38回 UTOPIA PARKWAY / FOUNTAINS OF WAYNE

1.UTOPIA PARKWAY / 2.RED DRAGON TATOO / 3.DENISE / 4.HAT AND FEET / 5.THE VALLEY OF MALLS / 6.TROUBLED TIMES / 7.GO, HIPPIE / 8.A FINE DAY FOR A PARADE / 9.AMITY GARDENS / 10.LASER SHOW / 11.LOST IN SPACE / 12.PROM THEME / 13.IT MUST BE SUMMER / 14.THE SENATOR'S DAUGHTER

 今回も、雑誌「ストレンジ・デイズ」がらみの音盤です。第2号のCDレビューのところにある盤で、日本盤の発売は4/21だとのことですね。僕はこのバンドのことは全く知りませんでした。このレビューでアダム・シュレジンジャーの名前を見るまでは。(^^;

 アダム・シュレジンジャーですが、ここの19回目にレビューしたサントラ「すべてをあなたに」のタイトル・トラックの作者です。僕は、「あの素晴らしい曲を書いた彼がいるバンド」というだけでIVYのCDを2枚ほど買って聴いたりもしたものです。(残念ながら、僕の好みの音とは少し離れていましたけど。)だから、彼の名前を見て、食指をそそられたのは言うまでもありません。このセカンド・アルバムの発売はアメリカのほうが早いということで、すぐにファーストと合わせて2枚の注文を出したのです。でも、その店ではファーストは品切れで、セカンドだけが送られてきました。(まあ、ファーストも日本盤が出ているし、週末にでも探しに行こうと思っています。)

 で、聴いて見ると、あのサントラのようなビートルズっぽい曲はありませんでしたが、70年代80年代ポップ・ロックの香りをぷんぷんさせた楽曲たちが詰まっていました。(リード・ヴォーカルの声質と歌い方が「いかにも90年代」なので、そんなに色濃くはないですが、楽曲とかアレンジは完全にそうです。)

 M1は、ゆったりとしたポップ・ロックで、途中に入るキーボードがまるでカーズみたいです。続くM2は、まるでニック・ロウが書きそうな曲で、ちょっとアレンジを変えると完璧ロックパイルになりそうなゴキゲンな曲です。弾けそうな80年代風ポップ・チューンのM3、アコギの響きが心地よいミッド・テンポのM4に続き、まるでスクイーズのようなM5が始まります。メロディーもちょっと哀愁味があり、60年代(ゲイリー・ルイス&プレイボーイズあたりかな?)の香りもします。間奏のギターも60年代風で、僕は完全にこの曲にハマってしまいました。(^^;

 いかにも90年代の音だなというポップなM6、ワウワウを利かせたギターでひっぱるロック・チューンのM7、印象的なメロディーのM8と続き、またまたゴキゲンなポップ・チューンのM9です。スクイーズが90年代風になりましたという趣の佳曲ですね。(^^)

 続くM10は、まるでラズベリーズみたいなロックン・ロールです。(僕もお気に入りだよ。(^^))間髪入れずに(と言うか、途切れずにそのまま)始まるM11は、ちょっとテンポを早めた軽めのロックン・ロールで、その後にせつせつとしたバラードのM12を入れる心憎い構成です。この曲も、どこかラズベリーズの香りがする名バラードですね。ストリングスが美しい曲です。次のM13も軽快なポップ・チューンですね。ラストのM14は、アコギとパーカッションで刻まれるリズムの心地よいミッド・テンポの曲です。

 そんなわけで、最初から最後まで、極上のポップ・チューンが詰まったアルバムです。音自体はやはりアメリカンっぽいのですが、スクイーズが好きな人には絶対のオススメですね。

 さあ、早くファーストも見つけたいな。(^^)

 < UTOPIA PARKWAY / FOUNTAINS OF WAYNE / US / ATLANTIC / 83177-2 >


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