第30回 MOONLIGHT FEELS RIGHT / STARBUCK

SIDE A : 1.I GOT TO KNOW / 2.DROP A LITTLE ROCK / 3.LASH LaRUE / 4.THE SLOWER YOU GO / 5.MOONLIGHT FEELS RIGHT

SIDE B : 1.I'M CRAZY / 2.SO THE NIGHT GOES / 3.WORKING MY HEART TO THE BONE / 4.LUCKEY MAN / 5.BORDELLO BORDEAUX

 スターバックは、70年代中頃にちょっとだけ話題になったバンドです。当時、日本盤も東芝から出ていました。どこが話題になったかというと、メンバーの中に、マリンバ&ヴァイブ奏者がいるということです。確か、シングル曲にも星影のマリンバだか月影のマリンバだかという邦題がついていたと思います。実際、サウンド的には、シンセサイザーとマリンバの音が印象的で、バンド独自の個性になっていたと思います。

 実は、このアルバムも前々回のムーン・マーティンのように、飛び抜けた1曲があるが故に選んだものなのです。ひたすら明るいポップのA1とか、ちょっと地味だけどなかなか渋いロック・ナンバーのA3とか、スティーリー・ダンの影響の見えるA4(この曲も、間奏のシンセサイザーソロがなかなかいい感じなのですが)とか、ファンキーなシンセサイザーがどこかルーファスみたいなB1とか、聴き所はいくつかあります。全体的には、ブラック・ミュージックの影響の強いファンキーなアメリカン・ロック・バンドにマリンバで味付けしてあるという感じですね。

 でも、僕を捉えて話さないのがシングルにもなっていないB2なのです。確か当時、渋谷さんの番組でかかった(選曲は今泉さんだったかな?)のですが、ちょっとひねくれたサウンドとヴォーカルにシンセザイザーがからむという音に、一発でK.O.されました。イントロのシンセとマリンバで決まりって感じですね。シングル曲じゃなくてこの曲をかけてくれた番組スタッフに感謝したいと思います。(かかったのがシングル曲だったら、きっと、僕がスターバックを買うこともなかったでしょうからね。)

 P.S.スターバックと聞いて、ギャラクティカを思い浮かべたあなたはSF映画通です。(^^;

 < MOONLIGHT FEELS RIGHT / STARBUCK / US / PRIVATE STOCK / PS-2013>


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