第27回  LOVE TOO LATE / SORROWS

SIDE A : 1.CHRISTABELLE / 2.LOVE TOO LATE / 3.CRYIN' TIME / 4.RITA / 5.BREAKING MY HEART (OVER YOU)

SIDE B : 1.TIRED OF WAITING / 2.SO MUCH LOVE / 3.WHAT I USED TO KNOW / 4.PLAY THIS SONG(ON THE ROAD) / 5.IT'S NOT LOVE ANYMORE

 このアルバムは、確か、ジャケ買いしたアルバムのひとつです。なんとなく、ポップって感じのするジャケでしょ。(^^)そんなわけで、僕はこのバンドのことを何も知りませんし、60年代の同名のバンドとは別物だろうということしかわかりません。でも、「これぞ隠れポップ!」というべく、素敵なアルバムだったのです。適度にビートもあって、曲のバリエーションもあって、必殺のメロディーのオン・パレードという最高のできです。81年にアメリカで発表されたアルバムですが、これが70年代イギリスのレコードなら、間違いなくニッチ・ポップに選ばれるでしょうね。(^^)

 A1からして、80年代ユートピア(トッド・ラングレンのバンド)風の最高のポップ・チューンです。メロディー・ラインもすごく素敵ですし、文句なしの曲ですね。(口で言うよりも、できるなら聴いてもらいたいよ〜って気になりますよ。)この1曲だけで、十分すぎるほど「もと」はとれました。(^^)

 A2は、ロック・パイルがやるとちょっと似合いそうなロックン・ロールです。キーボードが目立っていますけどね。A3も、パブ・ロック風のメロディアスなナンバーです。(僕には、ギター・バッキングは後期のウイッシュボーン・アッシュみたいに聞こえます。)A4は、完全にスクイーズ風の曲です。きっと、スクイーズのアルバムに入っていても全く違和感がないでしょう。A5は、アコースティック・ギターのイントロが美しい曲です。はじめは10CC風のバラードで、ミッド・テンポのロックン・ロールに代わるサビは、ちょっとラズベリーズしてます。

 B1は、キンクスのカバーです。でも、間奏にYOU REALY GOT ME、最後にALL DAY AND ALL OF THE NIGHTのギター・リフが出てきます。(ちょっと遊んでますね。)B2は、ホリーズのI CAN'T LET GOみたいなギター・リフの曲ですが、歌に入ると(カーズみたいな)アメリカン・ニュー・ウェーヴ風で、サビは(パートリッジ・ファミリーみたいな)70年代アメリカン・ポップです。B3は、ギターの刻みの印象的な、トッド・ラングレン風のロックン・ロールです。B4はメロディーと言うよりもビート主体のロックン・ロールで、B5は、タイトなアメリカン・ロックというところですね。

 ということで、楽曲良しアレンジ良しという、良くできたアルバムですよ。(余談ですが、このアルバムが気に入ったので、その後、1作前のアルバムを通販で手に入れました。届いてみると、ニュー・ウェーヴ・ロック・バンド風のジャケで、音もビートを利かせたニュー・ウェーヴ風ロックン・ロールという音で、今作とのあまりにも大きな楽曲の違いにがっくりきたことを覚えています。)このアルバムですが、たぶんCDにはなっていないと思うけど、万が一見つけたら、買ってみるだけの価値はあると思います。

 < LOVE TOO LATE / SORROWS / US / PAVILLION / JZ-37015>


ご感想とかご意見とかがありましたら、どしどしメールくださいね。