第19回 すべてをあなたに / O.S.T.

 

1.LOVIN' YOU LOTS AND LOTS / 2.THAT THING YOU DO! / 3.LITTLE WILD ONE / 4.DANCE WITH ME TONIGHT / 5.ALL MY ONLY DREAMS / 6.I NEED YOU (THAT THING YOU DO) / 7.SHE KNOWS IT / 8.MR. DOWNTOWN / 9.HOLD MY HAND, HOLD MY HEART / 10.VOYAGE AROUND THE MOON / 11.MY WORLD IS OVER / 12.DRIVE FASTER / 13.SHRIMP SHACK / 14.TIME TO BLOW / 15.THAT THING YOU DO! (LIVE AT THE HOLLYWOOD TELEVISION SHOWCASE)

 さて、今回紹介するのは、映画のサントラです。1996年公開の「すべてをあなたに」という映画ですが、俳優のトム・ハンクスが初めてメガホンを握った作品だそうです。ストーリーは、60年代の前半、ハイスクールの仲間で作ったバンドが、あるきっかけから売れ出して、ついには全米1位になるのですが、その1曲でバンドは消滅してしまうという、いかにも60年代にありそうなストーリーです。

 僕は、先月にWOW WOWで見て、完全にハマってしまいました。なんせ、映画の中で流れる曲が、すべて60年代風の甘酸っぱいポップ・チューンばかりなのです。しかも、当時のヒット曲を使わずに、全部新しく書いた曲で埋めているという意欲作でもあります。その時は(全然知らない映画だったし)録画してなかったのですが、今日(10/13)、めでたく再放送をしています。(今、しっかり録ってますよ。(^^))はっきり言って、うれしいな。

 主人公(ちょっぴりエリック・カルメンに似たカッコいい青年です)のバンドであるワンダーズの曲は、ビートルズ風の素敵な曲ばかりです。ホント、あの頃のヒット曲集の中に入れても(録音技術は別として)違和感なんかないだろうなと思える曲ばかりです。特に、タイトル曲のM2(M15は同曲のTVバージョンです)は、300曲を越す候補曲の中から選ばれただけあって、最高にキュートでカッコいい曲なのです。(^^)その他にも、ポップなM3、ワイルドな味のM4、美しいバラードのM5と、甘酸っぱいメロディーの連続ですから、僕にとっては最高です。(^^)

 主人公のバンド以外の曲も、ヴェンチャーズ風のM10、サスペンス映画主題歌風のM8、やっぱりキュートなポップのM6とM7、フィル・スペクター風のM9、サーフ・ロック風のM12、渋いジャズのM14と、すべてが60年代の香りに包まれた(というか、60年代そのものの)愛すべき新曲たちなのです。オールディーズ好きの人たちには、特に聴いてもらいたいですね。

 そうそう、映画のほうも見てみてくださいね。さすがに「ア・ハード・デイズ・ナイト」の域まではいきませんが(きっと、そんな映画は永久にできないと思うけど)、結構素敵に仕上がっています。個人的には、「エディー&クルーザーズ」(これも良くできたロック・ムーヴィーです)と同じくらい気に入りました。(^^)

 余談ですが、このアルバムのワンダーズの曲と、ラトルズの曲と、ユートピアの「ディフェイス・ザ・ミュージック」の曲とかを集めて並べ替えたら面白いだろうなと思いました。

 < THAT THING YOU DO! / O.S.T. / JPN / EPIC / ESCA-6640>


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