第15回 ON / OFF BROADWAY usa 

 1.STAY IN TIME / 2.BAD INDICATION / 3.NEW LITTLE GIRL / 4.DROP ME A LINE / 5.HANG ON FOR LOVE / 6.FULL MOON TURN YOUR HEAD AROUND / 7.BULLY BULLY / 8.YOU BELONG TO YOU / 9.MONEY'S NO GOOD / 10.OH, BOY!

 このアルバムのCDは前から持っていたのですが、最近、日本盤のLPレコードをゲットしたので、その記念に((^^;)今回のレビューとなりました。オフ・ブロードウェイusaの79年のデビュー作です。僕も、当時はアルバムを聴いたことはなく、シングルになったM1とB面のM6のみを知っていました。でも、97年のラズベリーズ・トリビュート・アルバムで、彼らのプレーを久々に聴いて懐かしく思い、解説でCDが出てることを知って、即ゲットしたのです。

 余談になりますが、このラズベリーズのトリビュートと、ちょっと前に出ていてたバッドフィンガー・トリビュート、そして、95年に出たホリーズ・トリビュートの3枚のアルバムは、各々のアーティストの演奏も決まっていて、聴きまくったものです。どれも、現在のパワー・ポップ(!)畑のアーティストが共演する、僕にとっては涙もののアルバムでした。ラズベリーズ・トリビュート・アルバムの中でも、このOFF BROADWAY usaとHANG UPSとROCK CLUBは光ってましたしね。(^^)

 話をもとに戻して....と、シングルを聴く限りでは、ちょっとポップ目のストレートなロック・バンドって感じだったのですが、アルバムを通して聴いてみると、どの曲も良くできたポップ・チューンになっていて、ビートルズの影響もいろいろ出てきて、嬉しかったりしました。ちょっとビートの効いたM1,M6、キュートなポップ・チューンのM3、ビートルズっぽい感じのメロディーの入るM4、ギター・リフのキャッチーなM9などなど、どの曲も心地よいメロディーのパワー弾けるポップ・チューンなのです。(^^)

 ギター・サウンドとかメロディーを聴いていると、全体としては、ビートルズよりもむしろバッドフィンガーみたいだなって思います。そこをベースに、60年代アメリカン・ポップスを隠し味に使いましたって感じですね。

 今回、日本盤LPの解説を読むと、当時は(プロデューサーが同じこともあって、)チープ・トリックの弟分的な売られ方をしたようですね。そう思って聞き直すと、確かに、M7,M8,M10あたりは、チープ・トリックが演奏してもおかしくないくらいのチープ・トリック風の曲ですね。ただ、チープ・トリックを意識したと言うよりは、ルーツが同じなんだと言ったほうが当たってるんじゃないかな。彼らは、チープ・トリックほどハードじゃなくて、もっとポップ寄りの音です。

 ということで、パワー・ポップの好きな人はぜひ聴いてみてくださいね。(バッドフィンガーやチープ・トリックの好きな人は特にね。(^^))

< ON / OFF BROADWAY usa / ATLANTIC / 82914-2 / US>


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