第9回 MILE HIGH JUNKTION / SQUEEZE

 1.ANOTHER NAIL IN MY HEART / 2.COOL FOR CATS / 3.THIRD RAIL / 4. IT'S OVER / 5.IS THAT LOVE?? / 6.THE DAY I GET HOME / 7.LOVING YOU TONIGHT / 8.TRUE COLOURS / 9.PULLING MUSSELS FROK A SHELL / 10.SLAUGHTERED, GUTTED & HEARTBROKEN / 11.MELODY MOTEL / 12.SOUL CRUSIN' / 13.EVERYTHING BUT YOU / 14.GOODBYE GIRL / 15.FOOTPRINTS / 16.ANNIE GET YOUR GUN / 17.TEMPTED / 18.HOONBTOSS

 今回は、スクイーズのブートCDです。スクイーズのブートCDが出るなんて、ウソのような話ですよね。これは、93年のライヴのラジオ・ショーが音源です。当然ですが、音も凄くいいですよ。(^^)タイトルのクレジットが違う曲もあるけど、ブート特有の「わざと」なのかな?

 今回のメンバーは、グレン・ティルブロック、クリス・ディフォード、キース・ウィルキンソン、ポール・キャラック、グソン・ラヴルスの5人です。ドラマーのグソンは、ツアー用のサポートメンバーかもしれませんけど、あとはその年に出たアルバム「サム・ファンタスティック・プレイス」のメンバーですね。

 オープニングでは、いきなり必殺の「アナザー・ネイル・イン・マイ・ハート」ですよ。グレンの優しい唄声が光ります。で、すかさず「COOL FOR CATS」とつないで、クリスのぶっとい声を聴かせるという演出には、思わずにんまりなのです。マージービート風の曲をはさんで、「イズ・ザット・ラヴ」を聴かせ、次に「ザ・デイ・アイ・ゲット・ホーム」で、じっくりとポールのヴォーカルを聴かせてくれる展開に、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。この曲のキーボードも、いかにもポールらしくていいですよ。(^^)そりゃ、ジュールス・ホランドのようなヒネリはないけれど、こと「ポップ」に関しては、申し分のない人ですからね。「トゥルー・カラーズ」では、3人のボーカルのからみが素晴らしいです。なんか、ニック・ロウとポールのからみを思い出してしまいましたよ。(^^)

 その後も、まるで万華鏡のように曲想を変えながら、コンサートは続いていくのです。なんせ、グレンとクリスのふたりは、「80年代のレノン&マッカ−トニー」と言われたほどの人たちですから、作曲センスはただ者ではないのです。それにポールがからむのだから、凄くないはずはないのです。うん。ヒット曲は期待通り連発するし、「渚の足跡」とか、「テンプテッド」なんて、涙が出そうに素敵です。(「テンプテッド」は、やっぱ、名曲じゃあ!)唯一の欠点と言えば、ラストがフェイド・アウトしてしまうというところだけですね。定番の「テイク・ミー・アイム・ユアーズ」が入っていないのも、気にならないほどのアルバムですよ。

 ということで、ファンならずともポップな音が好きな人は聴いてみてくださいね。

<MILE HIGH JUNKTION / SQUEEZE / BOOT>


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