第5回 VAN GO GAN / GERRY BECKLEY

 1.EMMA / 2.VAN GO GAN / 3.HOUSE OF CARDS / 4.SUNRISE SUNSET / 5.GOODBYE HIGHWAY / 6.ONE DAY'S DUNING / 7.ONLY A KID AT HEART / 8.PLAYING GOD / 9.INTERNATIONAL / 10.WHAT HAPPEND / 11.I NEED YOU / 12.NOW SUE / 13.KISS OF LIFE / 14.HARD TO SLEEP

 この名前を見て、すぐにわかった人は何人くらいいるでしょうか?彼は、アメリカのメンバーの一人です。このソロ・アルバムは、95年に(たぶん)日本だけで出ていたのですが、僕の住む地方の街のCDショップまでは、なかなかまわってこないので、最近になってようやく入手できたものです。(^^)

 アメリカと言えば、日本では「名前のない馬」「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「金色の髪の少女」「風のマジック」あたりが売れたのかな?(「ティン・マン」とか「アイ・ニード・ユー」とか「シンプル・ライフ」はどうだったんでしょう?)結構息の長いバンドですが、日本では、ワーナー時代と「風のマジック」までで、それ以降は消えていったような印象があります。でも、94には HOUR GLASS というアルバムを発表して、昔からのファンを喜ばせてくれました。

 さて、このアルバムは、彼の最初の(「唯一の」かな?)ソロ・アルバムです。彼の他には、デューイ・バネルをはじめとしたアメリカの盟友たち、シカゴのロバート・ラムとジェイソン・シェフ、ビーチ・ボーイズ(反町&竹野内ではないので念のため(^^;)のカール・ウィルソン、ティモシー・シュミットなど、豪華なゲストも参加しています。サウンドですが、アコースティック・ギターの響きを基調に、あの甘酸っぱいメロディーは健在です。本当に佳曲揃いのアルバムで、次から次へと、「あの」メロディーとハーモニーが流れてくるのです。完全に「アメリカ」以外の何物でもない音のM5とか、珠玉のメロディーを軽いビートにのせたM7とか、もうたまりません。(^^)

 セルフ・カバーになる M11の I NEED YOU も、20年の歳月を感じさせない名曲ですね。今でも、あの頃と同じような煌めきを感じさせてくれます。この人の曲って、いつも「青春」って感じなんですよね。それも、若さと躍動感ではなく、甘酸っぱさもほろ苦さも感じさせてくれる楽曲の数々....。それが、彼の最大の魅力ですよね。

 ところで、このアルバムですが、彼の自宅(ヒューマン・ネイチャー・スタジオと名付けられた、リビングルームだそうです)で録音されました。そんなわけで、このCDには、電話のベルや犬の声やチャイム、飛行機や工事の音なんかもそのまま収められているそうです。なんか、とっても彼らしいと思いませんか?


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