第6回 ニック先生のライヴ

 ニック先生のライヴからもう10日も経ったのに、あの1日は、まだ昨日のことみたいです。(^^)今回は、大阪でのライヴのことを、忘れないうちに書いておきたいと思います。

 満員の心斎橋クアトロです。開始前の音楽がとぎれ、ニック先生の登場です。まずは、ソロ・パ−トです。オープニングは「SECRET HEART」このところのコンサートのオープニングは、この曲で決まりのようですね。続いて、「SOULFUL WIND」です。観客も手拍子とりながら、すでに盛り上がってます。

 ニック先生の「家に帰ってきたみたいだ」なんていうMCに続いて、「WHAT'S SHAKIN' ON THE HILL」「WITHOUT LOVE」と続きます。次は、旧友ジョン・ハイアット作の「SHE DON'T LOVE NOBODY」です。僕の大好きな曲でもあります。アコースティックだからか、アルバムと違って、ややしっとりとしたヴァージョンになってますね。そして....出た!「CRUEL TO BE KIND」だ!!できれば、バンドで聴きたかったけど、そんなこと言ってられません。気がつけば、僕は、しっかり一緒になって歌ってました。(前にも書いたけど、しっかりハーモニー・パートをね。)

 ここでバンドの登場です。ニック先生がメンバーを紹介します。そして、ギターの刻みにのってキーボードソロが入ります。「HALF A BOY AND HALF A MAN」。バンドが入ると、ノリも全然違います。ホント、いいよね、これ。

 ムードは一転して、「FAITHLESS LOVER」です。ニック先生のギターの6弦が良く響き、ベースのような迫力です。途中からバンドもムードを盛り上げてくれます。

 次は「LONSOME REVERIE」そして「MAN THAT I'VE BECOME」。ミッド・テンポの曲を、バンドは落ち着いたアンサンブルで聴かせてくれます。「渋い」という言葉は、こういう演奏にこそ似合います。続いて「TRUE LOVE TRAVELS ON A GRAVEL ROAD」。美しいメロディーの名曲です。(でも、出だしの数小節のメロディーが、TEAZEの「SWEET MISERY」と同じだなと思ったのは、僕だけかな?)

 次は、ポール・キャラックとの共作で、後にニック先生も歌ってる「I LIVE ON A BATTLEFIELD」です。ちょっぴりジャズっぽいアレンジで聴かせてくれます。次もジャズっぽく「YOU INSPIRE ME」です。ホント、なんかジャズクラブって雰囲気になっています。ニック・先生の唄もいいし、ピアノ・ソロも見事です。ニック先生も、−MIDNIGHT JAZZ−と、一言。

 その雰囲気のまま、ジャージーなベースラインとギターリフ(ほとんど「SUZIE Q」だけどね)にのって「CRACKING UP」です。これ、すっごくいいよ!間奏のギターもオルガン(あえてキーボードと書かないけど)も最高!!本日のベスト・テイクだと思います。はい。

 続いて、再びミッド・テンポに戻って「ROCKY ROAD」です。ニック先生って、ホント、こういうタイプの曲が好きですよね。ニック先生のベースソロもなかなかでした。(今度、自分の曲でパクろうかな?..あっ、ウソ、ウソ。(^^;)次は、ちょっとだけスローになって「HIGH ON A HILTOP」です。やっぱ、渋いッス。

 続いてジェライントがアコーディオン(正確な楽器名忘れた(^^;)に持ち替えて、「YOU'RE MY WILDEST DREAM」です。サビのところは、当然、僕も歌いました。(^^)ラストは、「SHTING-SHTANG」です。これもアコーディオンが唸ります!というところで、ニック先生ご一行は、いったん、ステージサイドへ。

 さて、アンコールです。1曲目は、これも名曲「SHELLY MY LOVE」。ニック先生は、またまたしっとりと聴かせてくれます。ニック先生の唄に、みんな聴き入っていました。そして.......待ってました!!「PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING」です。名曲中の名曲を、今回もテンポを落とした演奏で聴かせてくれます。昔のハードな演奏も良かったけど、アコースティック・ソロ・ライヴ以来の(もしかしたら、86年のコステロとのデュエット以来かも)このテンポのほうが、僕は好きです。そして、キーボードのジェライントのソロCDから2曲。いかにもパブで演奏していそうな、渋い曲です。アンコールの最後は、ジェライントまでギターを持って、「I KNEW THE BRIDE」です。演っているほうも、聴いているほうも(ついでに踊っているほうも)、みんな楽しそうです。

 さて、2回目のアンコールです。アコースティック・ソロで「WHERE'S MY EVERYTHING」。観客の手拍子にのって、唄ってくれたニック先生は、満面の笑みを浮かべて、ステージから消えていきます。これで、本日のライヴはすべて終了したのでした。僕はと言えば、大満足というか、ほとんどドラッグに酔ったような(経験ないけれど)ぼーっとした状態です。周りの知り合いと顔を見合わせるたびに「良かったね」と、確かめ合ったのです。

 そのままパブに繰り出して、喉を潤しながらライヴのことを話しつつ、最高に幸せな夜は終わりを告げるのでした。

 なお、この文章を書くにあたって、絶大なご協力をいただきました福徳さんには、最大限の感謝の辞を述べたいと思います。本当にどうもありがとうございました。

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