第50回 カイル・ヴィンセント来日同行記その3

 さて、カイルのライヴ・イベントも2日目です。カイルと広島駅前のホテルのロビーで待ち合わせて、一緒の新幹線で倉敷に移動します。移動中のカイルとの「真剣なセットリストの打合せ」の写真は、カイルのフェイスブックに載っていますよ。(爆)

倉敷では担当スタッフのHさん一家が出迎えてくださいました。荷物はHさんの旦那の車に積んで、我々はHさんの愛車「ジェニファー」に乗り込みます。Hさんは僕たちを倉敷の街に連れて行ってくれたのですが、車は普段通らない道を通ってカイルに町並みの観光をさせてくれます。「Hさん、ここ、どのへん?」「私もわからへん!」...ということで、またみんなで「Nobody Knows」替歌の大合唱です。(笑)

幸いなことに、無事に倉敷の街に着くことができ、荷物をホテルに預けて昼食に。その後、しばしの休息をとって会場に向かいます。本日の開演は18時ですから、急がないとね。

無限舎は雰囲気のいいお店でした。2階には楽屋があるのですが、見るからに手作り風です。マスターにお訊きすると、やっぱりマスターが作ったんだそうですよ。

サウンドチェックには少し時間がかかりました。楽器の音はいいのですが、ヴォーカルのほうが(リバーブがかからなくて)なかなかカイルの思うような音にならないのです。カイルは「Too Dry」を連発していました。でも、開演時間は迫ってきます。エンジニアの人に急遽来ていただけることになったので、ショーを予定通り始めることになりました。

この日は、大阪からキャンディ・ファンのみなさんが大勢来てくださいまして、最前列付近に陣取っています。そんな中でショーは始まりました。

オープニングは「Going Down (Japanese Intro)」です。昨日よりも日本語はスムーズですね。そして、「Where You Are」「Emily Standing」と、ピアノの曲が続きます。広島ではエレピだったんですが、ここではアップライト・ピアノということで、サウンドはまた違っていますね。

カイルがギターに持ち替えて「Wake Me Up」です。でも、カイルはマイクをセットするのを忘れて歌おうとしたんですよ。会場からも「マイク、マイク」と声が。(笑) 間奏はまたまたカイルのヴォイス・ソロでした。

件のリバーブですが、エンジニアさんが調べたところ、リバーブ・ユニット自体の故障だということです。前日まではちゃんと機能していたそうですので、運が悪いとしか言えません。

次は「Sierra」です。曲想に合わせて、カイルはしっとりと歌ってくれますね。ヴォーカルにリバーブがかからないのが本当に残念です。

続いて「A Night Like This」です。これはリクエストに応えた形でセットリストに入ったんですが、カイルはコードを思い出しながら演奏してくれたようです。最後に、キーが高いよって言ってましたけどね。

カイルが(またマイクを忘れて)ピアノに向かいます。(^^; 観客の声にまたマイクをとって、曲は「It's Gonna Be A Great Day」です。さっき書くのを忘れていたんですが、アップライトピアノは壁に向かって置いてあるので、観客からはカイルの横顔しか見えないのが残念ですね。

次の曲は「You Will Dance Again」。名曲中の名曲です。

そして、倉敷のみの演奏となった「Before Winter Comes - Let Me Let Go」です。カイルは本当に美しいメロディーを、朗々と歌い上げてくれます。ためいきが出そうなくらいの演奏だったと思いますよ。

さて、僕の出番です。しょっぱなはやはり「Arianne」ですね。二日目なので、僕のほうのたどたどしさはなくなりました。(笑)

次は、Hさんの愛車にちなんで「Jennifer」です。(本当は倉敷オンリーの選曲だったんですよ。)カイルはこの曲をライヴでは演ったことがなくて、コードも知らないんです。で、コードの耳コピもギター1本のアレンジも僕に委ねられていた曲なんです。
実のところ、この曲もリハでやらないままのぶっつけ本番でした。カイルはこのアレンジを初めて聞いてそのまま歌うことになります。間奏のところではコードとソロを組み合わせて弾いたので、それを聞いたカイルも大喜びで、3番を歌いながら拍手してくれました。(^^)まあ、ぶっつけ本番だったので、カイルは繰り返しの後の4小節を飛ばしちゃいまして僕が慌てて追いかけたりしたし、エンディングも決めてなくてお互いに相手に合わせて適当に終わったんですよ。(カイルと演るといろいろなことが起こるんですが、さすがに慣れてきたかも?です。(笑))でも、そんな風には見えなかったでしょ?(^^)

そして「You Made Me Believe In Magic」です。構成的には一番ぴたっと決まったテイクですね。まあ、間奏では僕が色気出して多めに弾こうとして少しトチっちゃったんですけど、まあ、ノリで許してくださいね。(笑)

このコーナーのラストは「Sakura Lullaby(夢見草の詩)」です。広島よりは落ち着いてできたと思ったんですが、後で聴いてみると、僕の声はまだまだ上ずってました。((^^;)最も、演奏の方は流れが良くなってきたし、カイルの歌はいつも通り良かったですけどね。(願わくば、この曲にもリバーブがほしかったですね。)

僕の出番は終わってカラオケ・カイルです。「In Another Life」では、カイルが客席をまわって、女性客の隣で歌ったり、女性客の目を見つめながら歌ったり、サービス満点でした。さすが熟女キラー..嘘です、ごめんなさい(>女性客の皆様)(爆)。

2曲目では、最初はまた「In Another Life」のイントロが流れてカイルが客席に行くまねをしたりしました。で、本当の2曲目は「Satellite」でした。ネタばらしをすると、本当はカイルは「On My Ride」を演るつもりでした。 でも、PAとの連携不足で「Sattelite」のイントロが流れると、カイルは「いいよ、これ演るよ」と言って歌い始めまたんですよ。結局、今回の来日では「On My Ride」を聴くことができませんでしたから、かなり重要な分岐点だったかもしれませんね。(^^;

カイルがギターに持ち替えて、「Merry Go round」です。少し地味かもしれませんが、本当にいい曲ですよね。この曲の前にも(例によって急遽翻訳した)日本語のMCで、カイルのおばあちゃんのことを話しましたよ。

再び僕の出番です。曲は「Whatever Happend To Fun」。例によってカイルは80年代風のヘアスタイルにしてから演奏します。間奏は結構上手くキマったんですが、カイルが2小節分余分に弾いちゃいました。(またですかぁ?(笑))曲が終わると、カイルは髪を元通りに戻しました。カイルが「ちょっと待って」と日本語で言ったのに、通訳してしまったのは僕です。(笑)

ラスト・ナンバーは「Petals Of Peace」ですね。曲の前に、カイルから僕とHさんと主催者のエミリアさんへの感謝の言葉をもらいました。この日のこの曲もなかなかの演奏だったと思います。

アンコールです。再びカラオケカイルで「Marry Xmas Darling」ですね。カイルは再び客席のほうに移動しながら、この曲を歌い上げました。

ショーの後は、またまた恒例のサイン会&記念撮影会です。先述したように、この日はキャンディのファンの人が大量にきていらっしゃったので、カイルもゴキゲンでした。カイルがフェイスブックに載せた写真にも、長々とコメントを書いていましたよ。(笑)

最後の最後に、カイルは無限舎さんの壁にサインを残しました。倉敷に行く機会があれば、みなさん、見てみてくださいね。

すべてが終わった後、夕食に出かけます。Hさんの知り合いのお店で、またまたカイルへの特製料理です。ここでもその料理を「カイル・スペシャル2」と名付けました。(笑)

一晩明けて、翌日は移動日でした。まずは倉敷の観光です。カイルは美観地区をいろいろまわりました。鯉や船頭さんを見て、大喜びでパパラッチのように写真を撮りまくるカイル。(カイル、確か「僕は普通の観光客が行くような観光地には行きたくない」って言ってたよね......ま、いいか。(爆))美観地区でカイルが特に気に入ったのは、猫グッズのお店(カイルの猫好きは有名です)と、星野仙一記念館(カイルの野球好きも有名です)でした。

昼食の後、カイルは木製品のフリマを覗いてからHさんの家にお邪魔しました。リビングルームに飾ってあったキャンディの載っている「VIVA ROCK」には、カイル本人もびっくりしていましたけどね。

Hさんの家でくつろいだ後、一行は新幹線で神戸に移動します。新倉敷まで送っていただきましたし、Hさんのご一家には本当にお世話になりました。と、カイルも言っていましたよ。(^^)

神戸のホテルは、明石大橋の袂の高台にある舞子ヴィラというところでした。カイルの部屋は海側の部屋で、眺めは最高に良かったそうです。(僕は、予算の都合で別館の山側でしたけどね。)その日は、舞子の駅前ビルで夕食をとりました。いろいろ難しい注文に、全部対応してくださった中華料理店のみなさん、ありがとうございました。(笑)

カイルのライヴも、明日が最終日です。カイルはしっかりと睡眠がとれるかな?

では、また次回に。


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