第36回 Sakura Lullaby

 さて、カイルのライヴ・イベントまであと1週間となりました。今回は、来日記念に日本(ライヴ・イベント会場)のみでリリースされるCDRのお話です。

来日記念ページでも紹介してきたのですが、カイルが日本のファンのために企画してくれたのがこのCDRです。来年2月にリリースされるカイルのニュー・アルバムの中から3曲と、このCDRにしか収録されないボーナストラックが2曲という内容になります。

このCDRですが、ディスク自体はカイル自らが焼いて、レーベルにスタンプを押してくれています。それに、僕が(僕の部屋で)印刷したジャケットを組み合わせるという仕様です。もちろん、ジャケットはカイル側のデザインで、僕はカイルから送られてきた画像ファイルで印刷をしました。(^^) 

でも、普通のスリムケースじゃ面白味がないので、市販の用紙を用いた紙ジャケット(手作業で折って作りますが)と、タイトル曲の歌詞カードをつける仕様としました。いかにも手作り風にはなりましたが、自分でもなかなかの仕上がりだと思うので、ライヴに来られる人は見てみてくださいね。(笑)そうそう、カイルの名前の漢字も、日本語題も、カイルの要請で僕が考えたんですよ。

では、1曲ずつ聴いていきましょう。

1.It's Gonna Be A Great Day
 カイルのニューアルバムからのセレクトです。カイルの普段の持ち味は「甘酸っぱく繊細な胸キュンメロディー」なんですが、ここではもうひとつのゴージャスな顔を見せています。まるでギルバート・オサリバンかデヴィッド・キャシディ(こっちは僕だけかも?)みたいな感じがしますね。(笑)カイルにとっては多くの意味のある唄だそうですよ。

2.Petals Of Peace
 一昨年の来日時に新曲として歌われた曲です。カイルの平和への願いが籠もっており、広島では「この曲をヒロシマに捧げます」と語るカイルの目に涙が光ったことは、ライヴに来られたみなさんなら覚えておいででしょう。カイルの自信作のひとつです。(^^)
 一昨年はギターの弾き語りで歌われたのですが、ここではピアノを中心としたサウンド作りになっています。コーラスもいろんなヴァリエーションで入っていて、ずいぶんと凝っている印象を受けます。もちろん、ミドル8のコーラスハーモニーは、2年前の京都新風館のリハーサルルームで、僕が歌ったままのコーラスとなっていますよ。(^^)
 また、僕は一昨年にこの曲に日本語の歌詞をつけて(自己流のコーラスもつけて)、いろんな所で機会があると歌っていました。その音源をカイルにも送ったのですが、ところどころ僕のつけたハーモニーと同じ部分もあって、「やっぱりここはこんな感じだよね」って、ひとりでにんまりしています。(アブナイ奴かも?(爆))もちろん、先述のように、カイルのハーモニーは僕なんかとは比べものにならないほど凝っていますけどね。(^^)
 カイルが自ら「傑作」と言うだけあって、本当にいい曲だと思います。

3.Sakura Lullaby
 一昨年の日本公演(ファン・イベント)の後、カイルが日本への思いを込めて作った歌で、このCDRのタイトル・トラックでもあります。シンプルなアレンジで、本当に美しいメロディーを際だたせているところがいいですね。歌詞も、優しく、繊細で、優雅で、これまた超名曲だと思います。そんなわけで、僕は今回のライヴ・イベントのサブ・タイトルに、この曲の名前を使わせてもらいました。今回のCDRでカイルが選んだ歌詞とは別のセンテンスだけど、カイルの思いは十分に汲んでいると思っています。
 なお、この曲にはカイルの依頼で僕が訳した日本語版の歌詞(注:訳詞ではありません)もあります。その時に考えたタイトルが「夢見草の詩」というものです。夢見草とは、桜の別名です。僕は日本語でベタに「子守歌」という言葉を使いたくなかったのですけど、「夢」という文字が、上手く曲の大意を繋いでくれました。(^^)
 ちなみに、この曲の日本語版の歌詞は、(自分で言うのもおこがましいのですが、)カイルの原詩の意味を上手く表現しながら、(日本語と英語の特性の違いのおかげで)より優雅にまとまったと思っています。今回のライヴ・イベントで配布されるパンフレットには、この曲の日本語詩も載せていますので、読んでみてくださいね。
 僕のところには、日本語詩を書くためにもらったこの曲のデモの音源があるんですが、それはピアノの弾き語りでした。今回のアレンジは、基本的にはその音源にベースと最後のほうでドラムスが加わるだけというシンプルなものです。不必要にサウンドをいじらなかったことがカイルの自信の現れだと思いますし、この曲にはそんな素朴なアレンジが本当によく合っています。(^^)

ここから後の2曲が、このCDR限定の貴重なボーナストラックになります。

4.The Way I Feel Tonight
 はい、みなさんもご存じのBCRのカバー・ヴァージョンです。アルバム「恋のゲーム」収録の曲で、地元イギリスではシングルにもなりました。(日本ではB面でしたね。)BCRのこのアルバムの中で(オリジナル盤では)僕の一番好きな曲ですから、本当に嬉しいカバーです。ちなみに、カイルの盟友のトミー・ダンバーやジョン・ルービンも参加していますよ。(^^)

5.Can't Let Go (demo)
 デモということで、ギターの弾き語りにコーラスをかぶせた感じの仕上がりです。でも、さすがにカイルの曲です。メロディーやコーラスに「胸キュン」満載ですね。この曲の完成ヴァージョンも聴いてみたいなあ。と凄く思わせてくれる曲です。

ということで、カイルから日本のファンへのプレゼントになるこのCDR、ライヴ会場でぜひゲットしてくださいね。各会場とも枚数限定ですので、会場に入られたらお早めに。

僕は、毎日、車の中でこのCDを流しながら、一緒に歌って通勤しています。(^^)

では、また次回に。

「2008.11.19追補」このスペシャルCDですが、カイルのHPでも限定販売されることになりました。ライヴ会場で買い損ねた人は、そちらを利用するのもありでしょう。(^^)
最も、HPのぶんはカイルがアメリカに帰ってから作るので、今回のような紙ジャケ仕様は日本でのライヴ会場限定ですよ。(^^)


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