第195回 アッシュの近況・2012前半

 
さて、これほど長い期間HPを更新しなかったことはないので、ちょっと怖がっているのですが(笑)、久々の更新です。こんなに間が開くと、いろいろなことがありましたね。

 まずは、前回の更新直後にリリースされたのが「Reason To Believe」のマキシシングルです。アッシュの公式シングル盤としては、「コズミック・ジャズ」以来になるのではないでしょうか。

< Reason To Believe / Wishbone Ash / EU / ZYX / GCR 1003-8 >

カップリングに選ばれた曲は「Man With No Name」で、「Reason To Believe」のPV動画が入っています。どれだけ売れたのかはわかりませんが、アッシュのニュー・シングルということですから、ここは素直に喜ぶことにしましょう。

次に、「ライヴデイト2」のアメリカ盤のリリースがアナウンスされ、いろいろ心配もあったのですが、今年になって無事にリリースされました。(^^)

< Live Dates Volume Two / Wishbone Ash / US / Universal / RGM-0033 >

アメリカでは初リリースとなるこのアルバムですが、紙ジャケダブルジャケット仕様で、CD1枚にLP2枚分が収録されています。日本盤のようなSHMCDではありませんが、1枚ものですので自動車とかでは聴きやすいんじゃないかな?

そうこうするうちに、ROAD WORKSの第二弾として、「Live in Humburg」がリリースされました。時間列で言うとライヴデイト2よりも時期は早かったですね。

選曲は次の通りです。新旧の曲がバランス良く並んでいます。
1.Dreams Outta Dust / 2.Front Page News / 3.In Crisis / 4.The King Will Come / 5.Northern Lights / 6.Disappearing / 7.Reason To Believe / 8.Engine Overheat / 9.Throw Down The Sword / 10.Phoenix

第一弾の時にはM7が入っていなかったことが不思議だったんですが、ここでは演奏が完全にこなれていて、最初の頃とは別の曲のように聞こえます。もしかしたら、バンド側もライヴでの完成度が上がるのを待っていたのかもしれませんね。文句なしの演奏です。
それと、ソロパートも入ったM8がかなりの出来映えで聴き所のひとつになっていますね。

さらに、このところライヴ音源のDLサイトへの投稿が続いています。セットリストを見ると、なじみの曲の中に新曲を混ぜるというよりは、新曲を核としたセットリスト作りをしているように思えます。バンドとしても、それだけ今回のニュー・アルバムへの自信が大きいということなのでしょうね。

ここまでは本家アッシュの話題でしたが、マーティン・アッシュのほうに話題を変えましょう。本家のライヴアルバムに対抗するかのように、マーティンは前に書いたDVDの音源部分をCDとしてリリースしました。DVDを持っている人には必要かどうか微妙ですが、ファンとしては買いでしょうか?

マーティンのほうのビッグ・ニュースは、自叙伝「No Easy Road」が完成したということでしょう。プレオーダー分はマーティンのサイン入りということで、うちにもしっかりとサイン入りで届きました。(^^)本家のほうが本を出したときはハードカバーとペーパーバックがあったのですが、マーティンはペーパーバック版のみを作ったようですね。

気がつけば、前書きをテッド・ターナーに書いてもらうなど、昔の仲間と仲良くやっていることを見せつけているようにも感じてしまうのは、ちょっと考え過ぎかな?(笑)ともかく、こっちは毎違いなく買いでしょう。

ということで、駆け足で書いてしまったので、今回は内容が薄くてすみません。

では、また次回に。