第187回 続・Sounds for Sendai

 
 さて、今日はSounds for Sendaiの話です。今回のコラムは、僕にメールをくださったMさんの報告に基づいています。Mさん、どうもありがとうございました。

以前に書いたように、マーティンのアッシュがヘッドライナーで出演したチャリティー・コンサートです。イギリスのMilton Keynesの市内にはヨコハマタイヤがあり、日本人従業員はいないものの、本国の復興のために何かしたい企画されたものです。

同じく市内にあるマーシャル・アンプと交渉し、Martin Turner's Wishbone AshとStrayを招待するのに成功したことで、このチャリティライヴが決定したそうです。(ちなみに、前座のもう一つのバンドはヨコハマタイヤの社員のバンドでした。)

会場はマーシャルの工場敷地内のホールで、教室2〜3つ分程度の広さにパイプ椅子を並べ、ステージとバーを設けただけのプライベートな雰囲気漂う空間で、その代わりにアンプは山ほどあったそうですよ。さすがマーシャル!(笑)

演奏前にはオークションが行なわれ、サイン入りドラムヘッド、MTWAグッズセット、ユーライア・ヒープのライブチケット(ホテル・航空券付き)、Sendaiロゴ入りマーシャルアンプ、サイン入りギターなどがあり、200〜500ポンド程度で落札されたそうです。ものによっては格安だったんじゃないかなぁ。(笑)

僕にメールをくださった方は、特別なアッシュのファンではなかったということで正確なセットリストはわからないのですが、オープニングのThe King Will Comeから、アッシュの代表曲が演奏されたそうです。順不同ですが、その方のメールからみると、Ballad of the Beacon、Warrior、Throw Down The Sword、Rock'n Roll Widow、Phoenix、Blowin' Free などが演奏されたようです。

マーティンは、「日本は3回行った。美しくて、いろんな食べ物があって、富士山がある、女性もいい」とか言ってたようです(会場から「Geisha!」と声が飛んだそうですが。(爆))。アンコールでは関係者に感謝を延べ、最後に「今夜、義援金に貢献した君たち(観客)自身に拍手を!」と言っていたそうです。

ライヴ自体は、暖かい家庭的な雰囲気に包まれて、無事に終了したそうですよ。当然、この日の収益金は日本への義援金として赤十字に送られるそうです。

では、また次回に。