第181回 this is Wishbone Ash
さて、再び体調を崩している間(1月には中旬から月末まで急性出血性十二指腸潰瘍で入院してしまいました。まだ血が足りないので、誰か血を吸わせて。(笑))にリリースからずいぶんと時間が経ってしまいましたね。今回からはアッシュのDVDについて書いていきたいと思います。
アッシュ関連のDVDと言えば、マーティンのライブ盤、本家のドキュメントもの、が年末にリリースされまして、ちょうど僕の退院を待つように、家に到着しました。(笑)さらに、去年のASHCON(ゲストはラス・バラードでした)の音源とDVD映像もDLサイトにアップされることになり、今年の初めはアッシュの映像ラッシュとなりました。(笑)
今日は本家アッシュのドキュメントDVDのお話です。ライヴ・イン・ロンドンの時には付録としてオフステージの様子が収録されたのですが、今回はインタビューが中心の内容です。
おそらくアンディーの家の簡易スタジオ(小さなホール)に機材を運び込んで、新曲やツアーの練習中の模様に数曲のスタジオ・ライヴライヴを挟んだ構成になっています。ですから、使われている楽曲の断片すら、ライヴ(練習)の生音となっています。
練習中では、アンディーが弾いたリフにマディーが少しづつハーモニーを重ねてみたり、それにボブやジョーが音を重ねてみたりという風景が見られます。また、練習の合間に木下で食事をする様子やプールで泳ぐ姿なども見られますね。アンディーとマディーが音を合わせている間は、ふたりはちょっと暇そうですけどね。(笑)
フルに演奏(スタジオライヴに、各地のステージの映像が混じります。)が聞けるのは次の曲達です。Right
Or Wrong、Driving a Wedge、Blind Eye、Lullaby、Rainstorm、Growing
Up。特に、Blind Eyeでのジョーのドラミングが凄いです。(笑)
もちろん、断片的ではあっても、ニュー・アルバムからの曲も聴けますし、面白いことには間違いありません。練習中の様子では、アンディーが残り3人のほうを向いて音を出しています。文字通り、アンディーが音作りの中心になっているようですが、マディーもかなりアイデアを出しているようですね。
ということで全部で65分ですが、充実した内容の1本だと思います。なにより、これを見てると、アッシュが完全に現役のバンドだということが誇示されていて嬉しいですね。
では、また次回に。