第165回 40周年CDとアナログ盤

 さて、別件(HPの他のところを見るとわかりますが(笑))で忙しくしているうちに、前回の更新からずいぶんと月日は過ぎてしまいましたね。

その間に、アッシュのまわりでもいくつかの出来事がありました。

まず、40周年コンサートに関する話題です。前回のコラムでDVDのことを書きましたが、その他のフォーマットの音盤も次々にリリースされました。

DVDの次に届いたのが、コンサートを完全収録した2枚組のCDです。曲目や内容はDVDと同じですが、マークの入った「everybody needs a friend」までがdisk1,残りがdisk2という構成です。

Disk1: 1.Blind Eye / 2.Runaway / 3.Right Or Wrong / 4.Sometime World / 5.Rainstorm / 6.The Way of the World / 7.Everybody Needs a Friend (featuring Mark Birch)

Disk2: 1.The King Will Come / 2.Throw Down The Sword / 3.Cell of Fame (featuring Mervyn "Spam" Spence) / 4.Almighty Blues / 5.Faith, Hope & Love (featuring Ben Granfelt) / 6.Engine Overheat / 7.Phoenix / 8.Jailbait / 9.Blowin' Free

次に届いたのが、なんとCD2枚とDVD1枚という3枚組のお徳用パックでした。日本のアマゾンで買ったんですけど、DVDはしっかりPAL版でしたけどね。ジャケットは変形デジパックなので面白いですね。ちなみに、アマゾン(アメリカ)を見てみると、2枚組のCDもこのお徳用3枚組みも、同じ値段でした。(笑)

で、最後に届いたのがアナログLPです。LP1枚に曲を絞って収録されています。

Side A: 1.Runaway / 2.Right Or Wrong / 3.Engine Overheat / 4.Faith, Hope & Love / 5..Almighty Blues

Side B: 1.Rainstorm / 2.The Way of the World / 3.Everybody Needs a Friend (featuring Mark Birch)

曲順も実際のライヴの順番とは違いますが、一応、目玉曲を中心に選曲されたようですね。久しくライヴで演奏していなかった「right Or Wrong」「Engine Overheat」も収録されています。でも、そのためか、ジャケット写真にも写っているマーヴィンの参加曲がカットされています。ベン参加の2曲とマークの参加曲は収録されているので、ちょっとかわいそうですね。

まあ、(前回のハンブルグライヴのLPの時にも書いたんですが、)この時代になってアッシュの新譜のアナログ盤を手にすることができるのは、本当にありがたいことだと思いますけどね。

別件です。ブートレッグ情報をメインとした雑誌「beatleg Magazine」の1月号に、アンディーのロング・インタビューが載っています。最初にその話を聞いたときには、ドイツかどこかの雑誌で受けたインタビューの翻訳かと思ったのですが、独自の取材でしたので感心しました。さすがにマニアックな雑誌です。(褒めてるので、誤解なきように。)(^^)

内容については、是非ご自分で買って読んでください。それだけの価値があると思います。ただ、マーティンとの確執がもうどうしようもないところまできていることや、他のオリジナル・メンバーとの溝が深くなっていることもわかる内容ですので、昔からのファンとしては寂しいものもありますけどね。明るい話題としては、アンディーは6月の来日を目指していることもしっかりと発言していますよ。(^^)

マーティンのほうですが、癌に関する企画で9歳の女の子が「剣を棄てろ」のシングルを作ったプロジェクトに関わっているようですね。CDや音源のDL販売で買えるので、興味があればマーティンのサイトに行ってくださいね。

余談ですが、アマゾン(米)を見ていると、アッシュに関する怪しいディスクもいくつかリリースされているようです。購入する前に、しっかりと内容を確認する必要がありそうですね。

では、また次回に。