第163回 続・アッシュの近況・2009秋

 さて、前回、アッシュのCDリリースのことを中心に近況を書き、補足も書いたのですが、ここに来て、オフィシャルな情報が続々と入ってきました。

まずは、本家アッシュのほうです。オフィシャル・サイトのメール・マガジンを購読している人は、すでにご存じな内容だと思います(マーティン以外の写真も、そこから使っています)けど、うちのHPならではの補足も少しだけありますよ。(笑)

まずはツアー関係です。UKツアーは2日から始まっているのですが、10月5日にシークレット・ギグをこなした後、11月までツアーは続きます。このツアーに向けて、新しいデザインのTシャツを作りました。他にも、アンディーのTシャツがデザインされているようなので、出来上がりが楽しみですね。

そして、来年にはいろんなツアーが予定されています。1月からはヨーロッパ・ツアーが始まります。オランダ、ドイツ、スカンジナビア半島、ポーランド、チェコ...精力的ですねぇ。(^^)このあたりのオープニング・アクトは、カナダのブルース・マンのJimmy Bowskillだそうです。

さらに、3月にはアメリカ東海岸のライヴ・ツアーが予定されていて、それは最終段階に入っているとのことです。ASHFESTへのいいプロモーションにもなるでしょうね。また(メルマガを読まれた皆さん、お気づきでしょうか?)、「6月にアメリカ西海岸でのツアーと、可能なら日本を訪れることも検討している」と書いてありますよ。!!

実は、アンディーは前々から日本に来たがっており、バンドとしても動いていたんです。(これまでは、非公式に入ってきた情報なので、公開できなかったんですけどね。)アンディーはこれまでの日本公演の印象が凄く良かったらしく、また日本に行きたいと、日本のプロモーターにいろいろ問い合わせをしてきました。さすがに、現在のバンドの現状では大手のプロモーターはなかなか厳しいところもあるようですが、現在、あるプロモーターに絞って話を始めています。結果的にどうなるかは現時点ではわかりませんが、バンドは6月の来日を熱望し、それに向かって努力しているところです。この件に関しては、進展があればお知らせしますし、何か僕たちへの協力要請があれば、それもすぐにお知らせします。ということで、来日話がうまく進むことを祈りましょう!!

そうそう、ツアーと言えば、ライヴのセットリストに新しい旧曲(笑)が加わったということですが、それは「Front Page News」と「Lady Jay」なんだそうです。特に後者は、アッシュの曲の中でも美しいメロディーを持った曲ですので、個人的には興味津々ですね。この曲を日本でも聴いてみたいものです。

次は、40周年記念コンサートのライヴ・アルバムのことです。ヨーロッパではDVDが10月10日(!)にリリースされるということで、DVD版のジャケット写真も載りました。オフィシャル・サイトでも販売を始めるそうですよ。

曲目ですが、
Blind Eye, Runaway, Right Or Wrong, Sometime World, Rainstorm, The Way of the World, Everybody Needs a Friend (featuring Mark Birch), The King Will Come, Throw Down The Sword, Cell of Fame (featuring Mervyn "Spam" Spence), Almighty Blues & Faith, Hope & Love (featuring Ben Granfelt), Engine Overheat, Phoenix, Jailbait & Blowin' Free
ということで、当日のエレクトリック・セットをフルに収録しています。また、前回書いた通り、51分のロード・ムーヴィーがボーナス映像として入っているそうです。

ジャケットを見る限り、(おそらくPAL版だと思いますが、)リージョン・フリーのディスクになるようですね。また、2枚組CDとアナログ盤もリリースされると書いてありますので、前回の補足で書いたようにCD、DVD、レコードの3種類のフォーマットでのリリースとなりますね。

次は、ニューアルバムのことです。新しいアルバムに収録される曲には、Searching for Satellites、 Big Issue 、Man With No Name などがあるそうです。アンディーとマディーのギター・コンビネーションはもちろんのこと、ボブとジョーのリズムセクションもかなり頑張っているそうですよ。

ニュー・アルバムの話をしたら、旧譜の話もいけませんね。ユニバーサルがアッシュの旧譜の再発の計画をしているそうです。しかも、アンソロジーやボックス・セットを含んだ企画になるそうですよ。前に一度話が上がって、その時はアーガス・デラックス・エディション1枚で終わっていたので、今回はきちんと実現してもらいたいものです。(当然、国内盤はSHM−CDでね。(^^))

この話は、マーティンのサイト(マーティンの写真は、当然こちらからの使用です)には、もっと詳しく載っています。マーティンの言い方では、来年のマーティンのLife Begins ツアーに合わせたリリースなんだということですね(このへんの表現も、アンディーとの確執が見え隠れしていますね(^^;)。リリース内容的には、アンディーのほうと違いはないのですが、どのアルバムにもボーナストラックが含まれるようです。マーティンは、彼の保管しているマスター・テープ等を整理してボーナストラックなどに使えそうな音源を準備しているそうです。ユニバーサルのほうも、70年代のアッシュのメンバー全員にこのリイシューに関わってほしいと言っているそうですので、それを聞く限りでは、この件に関してはマーティンのほうも中心的な立場に立っているように思います。マーティンの話では、もうすぐ「ライヴ・デイト2」に関するニュースも公表できそうだということですので、期待は高まりますね。(^^)

本家のオフィシャル・サイトも、完全リニューアルの真っ最中だそうです。かなり大がかりなリニューアルだそうですので、完成が楽しみですね。

忘れてましたが、最後に、来年のASHFEST(フロリダ)の日本語版フライヤーの件です。ASHFESTに関しては、オフィシャルサイト等でも英語による案内はあったのですが、日本語版のフライヤーもあったのです。夏にZIZOH(惜しむらく、活動休止中となったばかりです)さんのライヴ等で配布されていたのですが、担当者のほうから興味のある人に渡してほしいと言われましたので、こちらのリンクからPDFをダウンロードしてください。実際にアメリカまで行ける人は少ないとは思いますが、見るだけでも面白いですよ。

では、また次回に。