第147回 アッシュの新しいCD

さて、今回はアッシュの近況をお知らせしましょう。アッシュのオフィシャル・サイトによると、近々、アッシュのアルバムがリリースされるということです。

まずは、2種類のコンピレーション・アルバムです。それらは、これまでにTalking Elephantレーベルからリリースされたスタジオ・アルバムからのコンピレーションとなります。2枚のタイトルは「TOUGH」と「TENDER」いい、タイトルにふさわしい(とバンドが思っている)楽曲が収められることになるようです。

「TOUGH」
Mountainside / Wait out the storm / Almighty Blues / Changing Tracks / Ancient Remedy / Eyes Wide open / The Power / Healing Ground / In Crisis

「TENDER」
Top of the World / The Ring / Faith Hope and Love / Loose Change / Dreams Outta Dust / Disappearing / The Raven / Everybody Needs a Friend

曲目的には若干少なめに思えますが、少し安い価格でリリースするのか、まだ収録される曲が他にあるのかはわかりません。ちなみに、(楽曲的に新しいものはないのですが、)オフィシャル・リリースですので、僕は買うつもりです。(^^)

次に、アッシュがXMラジオに出演する話です。以前にも同局の番組にアッシュが出演したことがあるのですが、そのときはネット配信で生中継を聞き、その後にライヴ盤のCDがリリースされました。今回も、ネット配信の後に、CD化・DVD化も考えられているとのことです。放送日程は、2008年5月6日ということですので、日本時間では7日になると思います。

それだけなら普通のことなのですが、今回は「アーガス」を曲順通りにそのまま全曲演奏する予定なんだそうです。もちろん、「アーガス」のフル演奏の後には、最新アルバムの曲を中心とした普通のセットもあるそうですよ。楽しみに待っていたいと思います。

ただ、ここで考えるのはMTWAのことです。マーティンのアッシュが「アーガス」を再録して、それに伴うツアーの真っ最中というのは、みなさんもご存じでしょう。それにタイミングを合わせたようなアンディー側の企画ですので、アンディーとマーティンの確執の現れのひとつなんだろうなと、ファンとしては複雑な心境にもなります。ただ、本家のアッシュのほうは「ラジオ出演に伴うイレギュラーなセット」だということが、救いといえば救いでしょうか。双方のアッシュの「アーガス」に対するアプローチの違いも見えるでしょうから、面白いと言えば面白いんですけれどね。(^^;

そして、とうとうアーガスのデラックス・エディションの日本盤がリリースされます。紙ジャケ仕様で、5月28日のリリースだということです。このアルバムはSHMCDだという噂もありまして、本当かどうかわかれば、またお知らせしたいと思います。(本当だったら嬉しいんですけどね。輸入盤持っているので、普通のCDでしたら買う気はないです。(笑))SHMCDと言えば、6月に日本盤が出る「Blowin' Free」もSHMCDだという噂があります。これも本当なら嬉しいのですが、ユニバーサルのサイトに情報が載るまでしばらく様子を見ることにしましょう。(現時点でユニバーサルのサイトには載っていないようですが、2枚とも他のオンラインCDショップの予約画面では軒並み「限定盤SHMCD仕様」となっていますので、ほぼ間違いないとは思うんですけどね。)

それにしても、このところ「アーガス」絡みの話題ばかりです。本当は、アッシュの新作のことが話題になってもらいたいとこなんですが、一般のファンにとっては、アッシュと言えば、やはり「アーガス」なんでしょうね......。

では、また次回に。

「2008.4.18補足」国内盤のアーガスのデラックス・エディションですが、雑誌にユニバーサルの広告が載りました。間違いなくSHM−CD仕様ということですので、買うしかありませんね。(^^)紙ジャケはUK盤を再現しているとのことです。ただし、初回限定盤だそうですので、忘れないようにゲットしてくださいね。

「2008.4.28補足」アーガスデラックスエディションの国内盤ですが、どうやら、発売中止になったようです。
アマゾンからは連絡がありませんが、注文していた別のサイトからは発売中止の連絡が入りました。HMVにもそう書いてあるし、カタログから消えたサイトも多いですので、まず間違いないと思われます。本当に残念です。