第93回 アッシュの最近のブートCDR part 2 

 さて、このところアッシュ関連のブートCDRをリリースてくれているほぼ唯一のレーベル2000GFRRから、またアッシュ関連のブートCDがリリースされました。僕はゲットしていないのですが、2枚ほど紹介しておきましょう。

 まずは、「germany 1976」(2CDR)です。ニュー・イングランド・ツアーの時の音源ですが、サウンドボード録音となっています。それもそのはず、この音源はドイツのTV放送のロックパラストによるものでしょう。録音日も、曲目もTV放送(VH1とかで再放送されたロング・ヴァージョンのほう)と同じです。

僕はこの長尺盤のビデオもブートDVDRも持っていまして、同じ音源なら要らないのでとりあえず様子を見ているのです。もし、同じ日の別音源ならばゲットしたいのですが、冒険するには値段的に辛いですからね。どなたか、情報をお持ちではありませんか?(ちなみに、今回の画像は、ブートDVDRのメニュー画面です。)

このロックパラストは、アッシュの映像の中でも定評のあるものですから、持っていない人は映像のほうを押さえておいてほしいと思いますけどね。

 続いて、「BBC LIVE DATES 1978」(2CDR)です。またまたLIVE DATESの名前をつけていますが、このレーベルは、この名前を使うのが好きなようですね。(^^;

クレジットによると、サウンドボードで、もともとはBBCによる放送音源となっています。「初登場音源」となっていますが、日付や内容からすると、67回目に書いた「Hammersmith Odeon 1978」と同じものですね。(BBC音源と明言しているだけに、ほぼ間違いないでしょう。→これも前のやつと同じ理由で様子見をしています。)ただ、67回の時にはクレジットだけあって収録されていなかったbad weather bluesがクレジットされていませんから、良心的だとは言えるでしょう。

こちらのCDも、演奏自体はローリー時代のアッシュの全盛期のもので、しかも放送音源ですから、内容的にも文句はありません。

67回目に書いたCDRは、30ドル弱ほどで買えたと思いますので、送料を入れてもそちらのほうが安いですね。まあ、海外との取引が不安な人や、(いつオークションに出品されるのかわからないので)待つのがいやな人は、今回のCDRを買ってもいいんじゃないかなと思います。

このレーベルがアッシュのアイテムをリリースしてくれること自体は嬉しいのですが、次回はあっと驚く音源の発掘に期待しています。実際、テープ・トレーダー間でトレードされている音源(「not for sale & trade free」というのが原則です)のほうには興味深い音源も多くありますから、 トレーダーに負けないように頑張ってほしいなと思います。

それにしても、どこかに76年の日本公演の高音質版、ありませんかねぇ。(笑)

では、また次回に。