第84回 アッシュのレアなブートレッグ
さて、今回はUS−ASHからみの情報です。
US−ASHのDr.JOHNは、当然のごとく、アッシュのコレクターとしても有名です。(アンディーのディスク・ガイド本の中の音盤の写真のほとんどは、彼のコレクションからのものだということは、前にも書きましたけどね。)でも、そんな彼が今まで持っていなかったブートレッグのLPレコードがあったんです。
実のところ、今年の冬にこのレコードを買わないかというメールをいただいていたのですが、リボルバーのマトリックス1さえ余裕で買えるくらいの値段でしたので、とても手が出なくて泣く泣くあきらめました。(すべてのお金が自由になる独身の身だったら、無理してでも買っていたとは思いますけどね。)
でも、今回、US−ASHにそのブートレッグLPの写真と内容が載っていて、ようやくそのアルバムの写真を見ることができたというわけです。
リリースは71年で、タイトルはベタに「WISHBONE ASH」のようで、Dr.JOHNによると、4枚しか作られなかったようですね。ジャケットですが、当時のコンサート・パンフを使ってあり、アンディーの直筆サインまで入っているようですね。初期の写真ですので、みんな若いし、髪の毛もふさふさです。(笑)
内容ですが、A面は(Dr.JOHNの耳によると)BBCの音源らしく、B面はHANDYのライヴ・ヴァージョンだそうです。
SIDE A: JAILBAIT / LULLABYE / THE PIRGLIM / ALONE
SIDE B: HANDY
B面のHANDYは、なんと、25分にも及ぶ長尺ヴァージョンだそうです。考えてみると、当時のPHOENIXもライヴでは同じくらいの時間の演奏でしたので、もしかしたら、この日のライヴでは、この2曲だけで1時間近くもあったんでしょうね。(演るほうも聴くほうも若かったということでしょうか。(^^;)
US-ASHにあるこのLPの写真ですが、Dr.JOHNの意向で、右クリック保存にはプロテクトがかかっています。ということで、(写真ならいつでも使っていいよと言ってもらってはいるのですが、)現在Dr.JOHNにこの写真の使用について問い合わせ中です。もし、許可が下りたら写真も掲載しますからね。
それにしても、アッシュのレア盤も、いろいろあるもんですねぇ.....。ふう。(爆)
話は変わりますが、アッシュは、8月25日に Warwick Castle というところで、アーガスのオーケストラ・ヴァージョンのギグを行うとのことです。詳しいことは、しばらくしたら、アンディー自身がオフィシャルサイトに情報をアップしてくれるとのことですので、楽しみにしていましょう。(おそらく、CDやDVDのための録音・録画が行われるのではないかと予想されますけどね。)
あと、音源トレードで2004年になってからのライヴ音源が2種類入手できる予定(現在空輸中?)です。手元に届いたらレビューしたいと思います。(95年12月3日のライチェスター大学での音源も入手しましたので、時間がとれたらレビューするつもりです。)
では、また次回に。
「7/5追補」 Dr.Johnから写真の使用の許可をいただきました。彼のメールによると、このアルバムの音質は、ブートレッグLPとしては最高の部類に入るとのことです。
「7/6追補」 オフィシャルサイトにアンディーのコメントが載りました。アーガスのオーケストラ版は、中止になったそうです。