第80回 アッシュのSACD

 さて、前回ちょっとだけ書いた、「ALMIGHTY BLUES」のSACDが届きました。ジャケットのデザインもDVDのデザインを踏襲していますし、裏ジャケ等のデザインも、やはりDVDのデザインが元になっています。Classic Rock Regend からのリリースで、番号はCRL-1139となります。

 僕はSACDプレーヤーを持っていないのですが、届いたCDはハイブリッド仕様で、とりあえず普通のCDプレーヤーでもかけることはできました。(^^)でも、普通のプレーヤーでは2チャンネルステレオの音声しか聴けないので、オフィシャル・サイトで素晴らしいと書かれているマルチチャンネルのミックスは聴くことができません。ですから、このSACD本来の音の魅力を体験することができないのです。(悲しいですね。)

さて、曲目ですが、DVDよりも「UNDERGROUND」1曲分少なくなっています。つまり、全11曲ということですね。
 ALMIGHTY BLUES / WARRIOR / THROW DOWN THE SWORD / STANDING IN THE RAIN / FAITH, HOPE, AND LOVE / CHANGING TRACKS / ON YOUR OWN / COME RAIN, COME SHINE / ANCIENT REMEDY / TIME WAS / JAIL BAIT
 という曲順で、「Throw Down The Sword」」がDVDよりも早い位置に納まっています。「WARRIOR」の後ということですから、当然、つながりを意識していることは間違いないでしょう。

録音は2003年4月25日のロンドンとのことですから、DVDと同じ日です。DVDは、他の日の映像も組み込んで編集していたのですが、音の方はロンドン公演のものを使っていましたので、本当にDVDの音源ヴァージョンということになりますね。

演奏のほうは、DVDの時にも書いたように申し分ないものだと思います。アングルに不満も残った映像がないぶんだけ、音に集中できますしね。

あとはマルチチャンネル・ミックスがどんな風になっているのかということだけですね。それを知らないままでは、このディスクの本当の魅力がわからずじまいになってしましますから....。どなたか、SACDプレーヤーをお持ちの方がいらっしゃいましたら、感想を教えてくださいね。((^^;)

ということで、また次回に。