第65回 アッシュのレアなCDR

 

さて、今回は、最近入手したCDRの話です。US-ASHから購入したレアなCDRなんですが、コレクターズ・ガイドに載っていた「PILGRIMAGE TO JAPAN」「FINGERTIPS AND ROCK'N' ROLL」「ROCKS COWBOYS」と、「ROCKPLAST1976」の4枚です。最も、あとの2枚は2枚組なので、全部で6枚ということになります。僕はブートのCDだと思っていたのですが、どうやら、すべてUS-ASHで作られたもののようで、ファンクラブ・リリースに近いものだったようですね。そんなわけですから、公式本「BLOWIN' FREE」のブートレッグ・コーナーには載っていなかったのも頷けるものがあります。

余談ですが、このHPには(このところ全然進行していないので申し訳ないですが)CDレビューのコーナーがあるのですが、雑誌や本に載る正規盤じゃなくてブートレッグのレビューをしてほしいというリクエストも来ています。近々そういうコーナー(ブートレッグとファンクラブ・リリースのCDのレビュー)を作りますので、楽しみにしていてくださいね。

まず「PILGRIMAGE TO JAPAN」ですが、20枚制作されたうちの1枚です。音源は75年2月19日の大阪でのライヴのオーディエンス録音です。音は、当時としてはこんなものかな?というところです。(ボーナスに1曲91年の名古屋ボトムラインのTV音源が入っていますけどね。)最近、75年の音源も、いくつかブートでリリースされていますし、発表当時ほどのありがたみはなくなったような感じはします。

INTRO / SILVER SHOES / THE KING WILL COME / WARRIOR / THROW DOWN THE SWORD / PERSEPHONE / F.U.B.B. / TIME WAS / BLOWIN' FREE / NO EASY ROAD // TIME WAS

「FINGERTIPS AND ROCK'N' ROLL」は25枚のうちの1枚だそうです。音源は74年10月31日のオーディエンス音源に、1曲23日のオーディエンス音源のボーナス・トラックが入っています。ところが、そのボーナス・トラックが「HOMETOWN」なんですよ。(^^)とうとう、「HOMETOWN」のライヴ音源を聴けるのです。で、まずはそこから聴いてみました。レコードよりもちょっぴりラフな感じですが、のびのびとギターを弾くローリーが印象的ですね。(^^) 本編のほうですが、なかなか熱のこもった演奏にはなっていますが、いかんせん時代を感じさせる録音が残念なところです。

DON'T COME BACK / SILVER SHOES / LADY JAY / WARRIOR / THROW DOWN THE SWORD / PERSEPHONE / F.U.B.B. / TIME WAS // HOMETOWN

「ROCKS COWBOYS」は、クリスマス・プレゼント用に2枚だけ作られたうちの1枚だそうです。93年3月16日のオーディエンス音源ですね。さすがに90年代の録音だけあって、オーディエンスでも聴きやすい音にはなっていますね。

THE KING WILL COME / STANDING IN THE RAIN / STRANGE AFFAIR / KEEPER OF THE LIGHT / THROW DOWN THE SWORD / IN THE SKIN / LOVE ABUSE /// WHY DON'T WE? / THE LAST TIME / HARD TIMES / BLOWIN' FREE / JAIL BAIT

「ROCKPLAST1976」は音源は76年のTVですね。アッシュの公式販売されていない映像の中では一番有名かつ素晴らしいものですから、ここではコメントの必要はないと思います。音だけじゃなくて、ぜひ映像で見てほしい作品ですね。(また、CDにはTVのノイズも入りますし、音だけなら76年ものにはラジオ音源の良くできたCDがたくさんありますからね。)ということで、アッシュ・ファンならマスト・アイテムになる映像のほうを探してみてね。

RUN AWAY / THE KING WILL COME / WARRIOR / LORELEI / IN ALL OF MY DREAMS YOU RESCURE ME / PERSEPHONE / OUTWARD BOUND /// MOTHER OF PEARL / STARTED IN HEAVEN.... / TIME WAS / BLOWIN' FREE / BAD WETHER BLUES / JAIL BAIT

ということで、今回は紹介だけになってしまいました。レビューについては新コーナーでするつもりですので、しばらくお待ちください。

では、また次回に。