第42回 アッシュ雑感

 アッシュのヒストリー本「BLOWIN' FREE」がついに発行されました。でも、うちにはまだ届いていないので、今日は別の話題です。(^^;(「BLOWIN' FREE」については、入手したら必ず書きますからね。)

まずは、1991年の来日パンフからです。この年のツアー・パンフは、長年探していても、どこにも見つからなかったものなのです。僕はコンサートには行っていませんし、この年にコンサートに行ったようなファンの人が手放すとも思えないし、もはや入手するのをあきらめていたところでした。でも、サーチにサーチを重ねて、ようやくヒットしたのが、なんと、アメリカのお店でした。(^^;なんか、日本公演のパンフをアメリカから買うなんて...と思いましたが、これを逃すと機会がないかもしれないと思い、購入を決めたのです。(おそらく、国内で見つけた場合の3倍くらいかかったと思いますけどね。)

サイズは小さいものの、内容的にもなかなか良心的な編集でした。データの中には事実誤認の表記もあり、印刷前にチェックしてほしかったとは思いますが、カラーページを含め、見応えも読み応えもありました。(まあ、チェック・ミスの表記は、僕のHPでもしょっちゅうやっていますので、人のことはあまり言えないんですけど。)

パンフレットの性質上仕方ないのですが、この来日時のメンバーをすごく持ち上げた表現が多かったですけどね。「本当のアッシュの初来日だと思っている」とか、前に来日したアッシュはローリーが加入していたのでオリジナル・メンバーではないのでバンドのイメージが狂っていたとかね。((^^;)ちなみに、この時の来日メンバーは、(ご存じの通り、)テッド、アンディー、マーティンとレイ・ウェストンで、スティーヴは脱退した後でしたので、オリジナル・メンバーではないという意味では一緒なのでした。(なんて言うと、テッドとアンディーのツイン・ギターじゃないとアッシュとは言えない!と怒られそうですけどね。)

続いて、ライヴ・デイト2のことです。今年中にはCD化ということなのですが、まだリリース日の情報は入ってきません。ホント、待ち遠しいところですね。

ところで、今回はイギリス初回盤のことなのです。ご存じのように、ライヴ・デイト2はもともとはシングル・アルバムで、イギリスでは初回盤のみボーナスLPつきの2枚組になっていたのです。(日本盤は、2枚組仕様で発売されましたけどね。)僕のコレクションには、イギリス初回盤が2枚あるのですが、実は、その2枚には違いがあるのです。

レコード番号もマトリクス番号も同じ2枚なのですが、違いがふたつあります。ひとつは、限定盤表示のステッカーの色です。1枚は青で、1枚は茶色です。まあ、ステッカーの色には何種類かあったのかもしれませんけどね。(日本盤LPの帯の色も、何種類かあったでしょ。)

で、本当の問題は、次です。

実は、内ジャケットが2種類あるのです。1枚は、日本盤のライヴデイト2と同じ本来の内ジャケです(写真上)が、もう1枚は、なんと、ライヴデイトの内ジャケになっている(写真下)のです。曲目表示もライヴデイトのものです。これは、印刷ミスとしか思えないのですが、いったいどういう経緯で出現したんでしょう?

それよりも、どれくらいの割合で存在しているのかというところも気になりますね。本来のジャケットと、ミスプリント・ジャケットと、どっちが多いのかな?

初回限定盤なので、セカンドプレス以降で印刷し直したということはないと思うんですけど、当然、ミスに気付いた時点で刷り直しているとは思います。発売前なら、ミス・プリント盤は差し替えて発送するでしょうから、もしかしたら、気付いた時にはすでに何枚か発送してしまっていたのかもしれませんね。

ともかく、「謎の1枚」であることは間違いなさそうです。